My Car 戦争
加藤真依子
第1話 Prologue
2035年。
世界はより自動化に向かっていた。
筒状の機械に話しかけると、勝手に家がやってくれる。
掃除も料理も洗濯もお風呂も、何もかも。
しかし、このご時世でも、自動化しない物があった。
それは____車だ。
細かな作業がいるし、周りの状況も変わってくる。
でも、ついに車が自動化されると、先月発表されたのだ。
発表したのは、最近急成長を遂げた全自動AI自動車会社、
AACは、世界中に向けて募集をかけた。試作品を一般の中から選び、一ヶ月試してもらうらしい。
私もパソコンでそれを見つけ、興味本位で募集をした。
このワンクリックが、今後の私の運命を変えることになるなんて、今の私が知る由もない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます