Episode1 とある吟遊詩人が愛した娘

Episode1を書くにあたって、明示された5枚のカード

 いよいよ2019年に突入。

 さて、2019年1月7日 午後9時7分。

 私、なずみ智子は、ルノルマンカードをドキドキしながら手に取りました。


 『2019年版 ルノルマン・カードに導かれし物語たちよ!』のEpisode1を書くにあたって、引き当てたのは以下の5枚のカードでした。



1枚目: 36 十字架(キーワード:運命、宿命) 


2枚目: 11 鞭(キーワード:罰、自己懲罰)


3枚目: 31 太陽(キーワード:成功、幸福)


4枚目: 13 子ども(キーワード:子供、新しいこと) 


5枚目: 29 淑女(キーワード:女性)



 なんと、今回は全て過去8回のEpisodeにて、明示されたカードたちでした。

 具材は今までとかぶっているが、また違う物語となるように調理しろ……とのお導きでしょうか?


 パッと最初に目を引いてしまうのは、「36 十字架」のカードです。

 このカードは、「運命、宿命」の他に、「重荷」「罪」「懺悔」「処刑」といった意味をも持っています。


 さらに、行ったコンビネーション・リーディング(2枚のカードを組み合わせてのリーディング)の一部をご紹介いたしますと……


「36 十字架」+「11 鞭」=身体的虐待


「11 鞭」+「13 子ども」=面倒な新たなスタート


「36 十字架」+「31 太陽」=救済



 しばらく頭の中がグルグルしていたのですが、カードを引いて2日後の1月9日には物語の骨組みはなんとか完成し、ちまちま肉付けをしていっておりました。


 「Episode1 とある吟遊詩人が愛した娘」の主人公は、そのタイトル通り、吟遊詩人・サムソンくん(21才)が主人公です。

 このサムソンくんですが、超純粋な青年に仕上がりました。

 少女漫画に出てくるヒーロー風味というか、なんというか……


 そして、作中において、ある職業の方を蔑むような言葉を登場人物が吐くのですが、こちらは”登場人物のキャラ付け上”、必要な描写だと思いましたので、そのまま掲載させていただいております。

 何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。



 さて、『2019年版 ルノルマン・カードに導かれし物語たちよ!』ラストまでお付き合いいただけましたなら、幸いです。

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