流転


緑と橙の渦巻く風 流れ転ずる時の

切り離された足場が かさこそ


粒となった命が落ちる ささくれた大地の上に

やがて掛けらるる聖骸布の

その美しさ



其の墓に見惚れ 佇み

身を震わすことさえ忘れて


足元の胎動に感じる 流転

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