第11話 お客様、おやめください

 



いらっしゃいませ、こんにちは!


今回はフルサービス店での作業中やセルフサービス店でのアテンダント中にあったことをお話しさせていただきます。


フルサービス店はお客様と店員が接する機会が多いですよね。


常連さんともなれば、新しく入った従業員を見つけると声をかけてくださることもあります。


大抵の方は、




「見かけない人だけど新人さん?」


「大変だろうけど頑張ってね」




と、優しいお言葉をいただけます。


ですが時々こんなお客様がいらっしゃいます。




「ねえ、俺何歳くらいに見える?」




こういった話題を振られると困ります。


お客様の年齢なんて分かりませんから。


しかも下手に答えて実年齢より上を言ってしまうとお客様は不機嫌になってしまいます。


でも変に若めに言うと「気を遣わなくていいよ〜」と苦笑されることも。


GSは接客業ですが、接待はしていません。


若い女の子や女性の店員ともう少しお喋りしたいな〜と思うことは悪くないでしょう。


しかしこの手の質問はお互いのためにもやめてください。


間違えた時の店員が感じる申し訳なさやら、次に来店された時の居心地の悪さやらが凄いんです。


やや年嵩の男性のお客様によく聞かれます。


でも見た目で年齢当てるの難しいんですよ。


それから、セルフサービス店の感覚でフルサービス店の店員に話しかけるのは少し控えていただけたら嬉しいです。


セルフサービス店の従業員は計量機の使い方やイベントなどのアテンダントや誘導、監視を主にしているため、お客様と会話する時間も必然的に長くなります。


逆にフルサービス店は作業を主にしているので、給油中も窓を拭いたり灰皿を清掃したりタイヤのエアーチェックをしたり、灯油も買いたいと言われたらそちらもやらなければならないため、とにかく忙しいのです。


フルサービス店ではお待ちいただく間によくお客様に話しかけられていましたが、作業しながら会話をするとミスも起こりやすくて従業員は結構気を遣います。


特に口頭確認の際は話しかけられるとキャップの閉め忘れなどに繋がります。


最後にセルフサービス店でのことですが。


不要なレシートを捨てる「レシート入れ」に噛んだ後のガムの包み紙を捨てたり、別のお店で渡されて溜まったレシートを捨てたりするのはおやめください。


ガムの包み紙を捨てるのが特に多いんです。


あれを回収して捨てているのは従業員の仕事で、いっぱいになったら勝手に中身が消えるわけではありません。


想像してみてください。


溜まったレシートを捨てようと手を入れたら、誰が食べたのか分からないガムの包み紙が手の平にポロポロ乗ってる場面を。


……あまり良い気分にはなりませんよね?


これが毎日数時間置きの回収で出るんです。


他にもお菓子の包装紙やどこかのお店の期限切れの割引券といったものも出てきます。


GSのレシート入れは「給油時に出てきた要らないレシートを捨てるところ」です。


ゴミ箱ではありません!( ー`дー´)


自動販売機のゴミ箱も缶ビン専用です。


こっそり家庭ゴミを捨てないでください。


それ、監視カメラにしっかりバッチリ撮られているので、何度もやると店員にマークされますよ。


具体的には店員が周りをウロチョロします。


思い当たる節がある方は要注意。


ゴミはお住まいの指定された集積所へ正しく出してくださいね。


ご利用ありがとうございました!(*´∇︎`)ノシ





 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る