第134話 空気読んでください



「石を投げた人はすぐに下がり 後ろの人と交代」




俺達はダンジョンに来ていた


ダンジョン30階の黒猪の魔物でレベル上げをしている


黒猪の魔物は強い魔物だが真っ直ぐに向かってくるので通路で戦えば彼女達を楽に守りながら戦えるのでこの階を選んだ







俺達がボス部屋に戻ると部屋の中央には真っ赤な魔法陣が


「英雄様 そろそろボスが復活しますよ」


「楽しみだね 一回見てみたかったんだよ」


「大丈夫なのでしょうか 30階のボスは大鰐の魔物ですよ」


「大鰐の魔物の肉もおみあげによさそうだね」


「強い魔物 いえ すみません 英雄様にとってはたいした魔物ではないですよね」


「経験値が多くて素材も高く売れるお得な魔物だってカルナが言ってたよ」


「カルナちゃんの言うことは そうですね クラーケンと比べたら弱い魔物ですね」


「じゃあ 出てきそうになったら呼んでね テントに入っているから」


「わかりました」






俺は忙しいのだ 30人の指導をしなければならないからね





「これでいいですか」


「うん 似合っているよ 可愛いよ アレシア」


童顔で小柄なアレシアにはセーラー服が良く似合う ミニスカートにハイソックス 素晴らしいよね


俺の横に座り 真っ赤な顔でうつむきながら


「私は初めてなんで その」


可愛い いますぐに押し倒したい けど 初々しさを楽しまないともったいないよね


抱き寄せるために肩を触っただけで


あっ と可愛い声が


おおっ いいね それじゃあ


耳をゆっくりと舐め そして耳たぶに甘噛み


アレシアの体がピクンピクンと動き 何度も可愛い声がもれてくる


可愛いよ っと耳元で囁きながら 耳だけを音をたてながら舐める


「私は何をすれば」


「じゃあ 舌を出して 俺の目を見ながら俺の舌を舐めてみて」


「えっ はい」


アレシアは俺の目を見ながら舌を出し たどたどしく舌を動かしながら 俺の舌を


俺が左手で首をゆっくり撫でると


また可愛い声がもれてきた


可愛い


頭を撫でながらキスをしていると


テントの入り口が開き


「英雄様 そろそろ ボスが」


えっ もう少し待っていてくれないのかな


「1時間後で」


「すみません ボスは待ってくれないので 私達だけでは無理です」


あ~ そうだけど


アレシアは見られたのがよっぽど恥ずかしかったのか 真っ赤な顔で下を向いて黙っている


可愛すぎる いますぐに う~


「英雄様」


「分かった 今すぐ行くよ 空気読めないボスだよね」


「はぁ~ お願いしますね」




「アレシア すぐに終わらせて続きをしようね」


「えっ はい」




テントの外に出ると魔法陣が出来上がっていて真っ赤な光が


へぇ~ こうなるのか


「来ますよ まもなくです」


マヤは見たことがあるのか


おっ


魔法陣から出ていた真っ赤な光が強くなり


光が消えると共に魔法陣も消えていた


ジャンプからの


「巨大氷柱」


出てきた大鰐の魔物の上から巨大氷柱を落とす


そして 朱殷の杖で巨大氷柱を叩き深く差し込んだ


すると 大鰐の魔物からお金が


「さあ 続きをしようか」


「えっ はい」


あまりにもあっさり戦いが終わったので女性達は呆然としていた


「英雄様 あの魔物は強い魔物ですよね」


「誰も俺達の幸せを邪魔することなんて出来ないんだよ」


俺はアレシアを抱きかかえてテントに


そして


……

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