同題異話より参りました。
一話ずつ、散りばめられてきたものが最後に輪郭が浮かび上がってくるような、そんな感覚でした。少し不思議な話、と思っていましたが、読後感はそれだけではなくて、どっちの「男」の立場に立つかで印象が変わります。厄介なものに取り憑かれていると思ったけど、取り付いた側も厄介払いしたい、互いに不満だらけの依り代というのが、貧乏くじたる所以なのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうです、4と6はどっちの立場かで雰囲気が変わるように!
拘束される、自分の体が自由に動かないのはしんどいなと思ってできた最終話です。そこからもう1人は清楚さんになぜか会えない不公平を、どうして自分だけ?と。お互いに不満を持ちながらも一緒にいなきゃいけない相手です。厄介さん
初めは元に戻るために東奔西走する話を6話考えてたのですが、迷走したのでやめました(笑)そこから各話、厄介なものに捕まったお話たちへ
今回も色んな人がくるくると現れるオムニバス方式で、心から楽しませていただきました。
音が似ている四文字の熟語で、色んなパターンが出てくるのが、目から鱗です。
個人的には、「逃亡正常」の話が好きですね。逃げている男を眺めているのは? と考えてしまい、ぞくりとしました。
最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントアンドレビューありがとうございます!
タイトルを考えながらいろんなお話が浮かんで、逃亡正常と当番清掃は早かったですね(笑)
無理矢理感(笑)
1話ごと違う雰囲気にしたくて頑張りました!