むかしのことを。
俺は少し後悔した
こんな初対面のはずの人の言葉だがすごく胸に刺さる
俺は息子が学校を辞めたいと言ってきたことがあった
その時この人の言う通り理由がとてもつまらなかったんだ
「人の目が怖いから学校を辞めたいんです」
そういってきた息子を嘲笑った
けれど息子は俺を始めてそこで殴ったんだ
そしてその次の年、出ていった
俺の家庭は俺がデキ婚して息子が生まれたものだから息子の母親となる人は産んだ後すぐどこかへ行ったっきりだ
だけれど仕事を早くきり止めて帰ったら生活が危ういから帰る時間も遅かった
だから長い間一緒にいたかもしれないが話した時間は本当に短い
まともな話し合いもそこまでしたこと無かった
だからなんだろうか
息子がどう思っているか聞けなかったのはそういう理由なのだろうか
なにも分かってあげようとしなかったのは俺だったんじゃないのか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます