少し重い

 優秀で人気者の美少年Aを羨む少年B魔女Zの誘惑に乗った。


 Zの魔法でAとBの中身は入れ替わった。


 AはBの頃から憧れていた、美少女な幼馴染Cから好意を抱かれているAに成れたが、中身の違いで失敗が続いて、周囲から心配された。


 衝動に負けてAはCと恋仲になったが関係が発覚してDとの婚約が破棄されて、信頼された優等生の評価を失った。後継者の地位も失った。


 BはBのDがBへ抱く好意に気付けずAに成り愚行を犯したAが許せないが、Dが好きなBを取り戻すために、愚行を謝罪することを条件に、戻ることを提案した。


 BからBのまま暮らす方が良いのに、苦しい道を進もうとする提案に疑問を抱いて理由を聞いたAは、献身なDの気持ちを優先したいから、と答えられて、Dを軽んじていた事に気付いて、戻らない方がDは幸せだとDを任せようとしたが、別人では駄目だと強い意志で説得されたAはBの提案を受け入れた。


 Zは戻せと要求するBへ、服従する条件を提示した。応じたBの要求を聞き入れたZは、AとBの中身を戻した。


 Aは婚約者Eや幼馴染Cと関係が悪くなり、社会的な地位を失った。


 Cとの良くない関係が発覚して、互いの家から関係が問題視されて、会えない状況に成った。


 大半の時間をZに費やすAや、罪の意識でAと関わりたいが出来ることがなくて、関われないBや、裏切られて悲しんでいるEや、恋仲に成れたのに別れさせられたCなど。




 AはCの気持ちに気付いていたがEとの関係を守るために知らないふりをしていた。

 Bは他者に押し付け気味。

 CはAに許さぬ恋心を抱く。

 Eは信用するAから裏切られて落ち込んで引きこもりながら現実逃避するほどに裏切りが信じられず、間違いであって欲しいと願っている。

 Zはお気に入りのAが欲しくて、Aが孤立する状況を作るために、Bの気持ちを利用した。



色々

 過激な表現は控えている……つもり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る