輝石の帝国〜魔王少女物語外伝〜
ナオキ
第1章 輝ける宝石の国
第1話宝石の国の九尾の狐
アオイ:皆さんこんばんは、今宵からお届けするのは魔王少女物語3人の準主役が織りなす外伝の1つ。その行く末を皆さんと見守ると致しましょう♪
魔界時間20:00 帝都ジュエルロード 宮殿
イザベラ:今帰ったわ♪
アサギ:へ、陛下〜!やっと帰ってき・・・・って、その方達は?
アオイ:この方は魔王秘書のアサギ・ミカガミさん。妖狐族です。
カグヤ:私はこの国の宰相を務める事になったカグヤよ。イザベラとは旧知の仲だ♪
アオイ:この方、元は月光の女神様。皆さんご存知のあの『かぐや姫』ですよ♪
太郎:私は科学相を務める事になった
アオイ:彼・・・失礼しました。彼女は憂鬱太郎さん。人間の錬金術師です。詳しくは魔王少女物語本編240話『花にかける想い』をご一読ください。
アサギ:は、はぁ。
カグヤ:早速、妖怪軍師の采配見させてもらおうか♪
イザベラ:そうねぇ・・・この国の経済は宝石の鉱山で潤っているから当面はそれを加工する職人や貴金属ブランドを誘致しようと思うの♪
カグヤ:そうだな、輸出だけでなく加工から販売を手掛ける専門店や職人がいればより一層我が国の経済は潤うか。となると、国土争奪戦争は6大魔王の一角ガルガジア王国傘下の国を狙うのが得策だろう。
イザベラ:流石カグヤ、わかってるわね♪
アサギ:経済力強化も良いですけど、この国ライフラインの省庁が圧倒的に不足してますよ。
イザベラ:大丈夫、それは『既に手は打ってある』わ♪
アサギ:へ?
カグヤ:ああ、『アイツ等』か。
アサギ:え?え?
イザベラ:それについては追い追いね♪
太郎:聞けばムネミツ皇国は当然の事ながら、あのマイペースなアクガリタル国も『例の誓い』に向けて動き出したそうだよ。
イザベラ:ま、アクガリタル国は意外だったけど、ムネミツ皇国の方は読み通りね♪
カグヤ:最近龍神族によって天界宇宙の裏社会を支配するドラゴニックマフィアが妙な動きをしていると聞く。
イザベラ:それも想定内♪そっちも幾つか手は打ってあるわ♪
カグヤ:相変わらず抜かりないな♪その様子だと当然、今スイートフル王国で暗躍している赤月組にも対抗策は打ってあるのだろう?
イザベラ:フフッ、正解♡今頃現地の赤月組はてんやわんやね♪
アサギ:うえ〜ん!私にはお話に全然ついていけませ〜ん!
太郎:後でゆっくり説明してあげるよ♪
アサギ:ゆ、憂鬱様〜、ありがとうございますぅ!
イザベラ:さっ、忙しくなるわよ〜♪
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