ロボット物を書いたことのある人だけ開いてほしい
空松蓮司
ロボットを書くというのは難しい
※注意※
・これはロボット物を書いたことのある人(もしくはロボット物を読む人)だけに向けたただの愚痴です。愚痴というか質問とかいうか、そんな感じです。
・小説と呼べるほどの内容じゃありません。
以上の二点を踏まえて読んでいただけたらありがたいです。
では本文。
私は今ロボット物を小説家になろうで書いているのですが(すぐにカクヨムにも投稿する予定)、まず一つ質問。
「ロボットの情報はどこまで書くべき?」
アニメや漫画なら絵で一気に説明できます。サイズ感や武装や色や装飾など一目瞭然。しかし、それらを全て文で表現しようとしたらどうでしょう? 例えばガンダムなら、
「型式番号RX‐78‐2 頭頂高18.0m 本体重量43.4t 出力は65000馬力ありセンサー有効半径は5700m。武装は60mmバルカン砲×2、ビームライフル、シールド、ハイパーバズーカ等々。人間に近い形状を持ち、白・赤・青のトリコロールの機体で―—」
どこまで!? どこまで書けばよい!!!?
…ちょっと取り乱しました。
こんなに情報を提供した所で全て読んでくれる人がどれくらいいるでしょうか? 全て読む人と脱落する人、どちらが多いでしょう? それこそ“白い悪魔と呼ばれている人型の巨大兵器”ぐらいの情報でコンパクトに収めていいのか、それで機体を想像できるのか…正解がわかりません。
次です。次はちょっとややこしいです。
またガンダムで例えを出しましょう、ガンダムがビームライフルからビームを放ち、ザクを撃ち落としました。これなんですけど…
“アムロはビームライフルを用いてザクを撃ち抜いた”
or
“ガンダムはビームライフルを用いてザクを撃ち抜いた”
これです。これは前者でいいですよね? あくまで確認です。それとも、
“アムロはガンダムを操作し、ビームライフルでザクを撃ち抜いた”
…混乱してきた。
いや、完全に自分の文章力不足なんですけど、アムロがビームライフルを直接持っているわけではないので、一番上だとアムロが直接ビームライフルを持ってぶっ放したみたいに聞こえちゃわないか心配なのです。まぁ、あの天パならやりかねませんが。
多分一番下が一番いいかな。え? どれも駄文なので判断できない? なら完璧な解答くださいよ!(逆ギレ)。
はい。二千字以内で収めたいので次行きます。
次は日常パートとロボット戦闘パートの割合についてです。
アニメでは大体一話ごとにロボットバトルがありますよね、ならWEBでは何話ペースぐらい? 自分は章の最後に入れていて、このスタンスを崩す気はありませんが、みなさんはどれくらいのペースでしょう? っというか、これはロボット関係ないんですけどアニメの一話の量を文字数で表すとどれくらいなんでしょうね。三万文字ぐらいでしょうか? だとしたら三万文字に一度かな…?
正直バトルばかりだとウンザリしてしまうと思うんですよね。この緩急が難しい!(愚痴)。かと言って日常パートばかりだと「ロボットの意味あるぅ?」と言われてしまうし、ロボット物のバトルは基本的にオールシリアスで(ダイミダラーみたいな例外はあれども)長引くと疲れてしまう。アニメなら一話で収まる所もなろうだと二、三話引っ張ってしまうで。そこまで読者がついてきてくれるのか、それが心配なのです。短くすれば「あっさりしすぎじゃね?」という無間地獄。
「そんなに面倒ならロボット物書くのやめれば?」
…さて、最後にロボット物を書く楽しさを教えてあげましょう。
誰だって苦しいなら書きませんよ! こんなジャンル!! 大して人気も無いしね。
オリジナルの武装やオリジナルのシステムを考えるのはめちゃくちゃ楽しいのです。感覚で言えば“自分の好きにロボットを作れるゲーム”をやってる気分です。
子供の頃に考えた『こんなロボットがいたら格好いいな~』を実行しているにすぎません。
だからまぁ、ストレス発散にはうってつけです。だけど書籍化とか本気で狙っている人にはおすすめできません。例はあれどもロボット物でWEBから書籍化した話ってあまり聞きませんしね。
きっとこのエッセイもpv3ぐらいでしょう。選ばれし同志よ、あなたもロボット物を書いているのなら紹介してくれ、あなたの作品を。もしくは表現力の高いロボ作品を。ウェルカムロボ作家。
ロボット物を書いたことのある人だけ開いてほしい 空松蓮司 @karakarakara
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます