第55話 惑星カフェラット

 ユリカ:みんな元気?ユリカだよ!秋といえば読書の秋でもあるよね〜♪今回の星は読書の秋に賑わう惑星カフェラットを紹介するよ〜!


 魔界時間8:00 アクガリタル国領内 惑星カフェラット


 揚羽:ほっほぉ〜!これはお洒落でありんすなぁ♪


 ミリア:ここ惑星カフェラットは秋になると綺麗な紅葉を眺めながらオープンカフェでのひと時を過ごす星。カフェメニューの充実してるんだよ♪


 恵:ふぁ〜・・・眠い、何でまたこんな朝早くにくるのにゃ。


 揚羽:まったく、だらしないでありんすなぁ。早寝早起きは健康の秘訣でありんすよ〜。


 シン:同感です。普段から夜更かししてゲームばかりするからそうなるのです。


 恵:フッ、ババア共は無駄に早起きにゃ♪


 ダブルラリアットをキメる揚羽とシン


 恵:ふぐぉーー!


 ミリア:ハイハイ、ミニコントはそれくらいにして私のオススメのカフェに行こう♪


 恵:み、ミニコントって。


『カフェ オータムフロート』


 ミリア:ここのカフェが1番綺麗に見れる場所なんだ〜。静かで心地よい立地からよ静かに読書する人達に人気のカフェなんだよ〜♪


 恵:ほうほう。 


 ミリア:それにここのスイーツも美味しくて特にコーヒーにこだわりがあるんだよ♪


 席に座る


 揚羽:旦那様、ここのオススメは何でありんすか?


 ミリア:そうだね・・・梨のジェラートだね。シンプルだけどハニーエッセンスを使ってるから美味しいよ〜♪


 シン:これはっ!魔界宇宙一の珈琲豆原産国モカラテア共和国産のクラウンラートがあるじゃないですか!


 恵:クラ・・・え?


 ユリカ:説明しよう!クラウンラートとは、人界で例えるとキリマンジャロにあたる銘柄。クラウンラート山の標高150000mから250000mのプランテーション・・・あ、プランテーションってのは大規模工場生産の方式を取り入れた熱帯、亜熱帯の地域の広大な農地に大量の資本を投入して単一作物を大量に栽培する大規模農園またはその手法で作られた珈琲豆ね。それがクラウンラートって銘柄なのだ!


 恵:め、メチャクチャ詳しいにゃ。


 ユリカ:コーヒーにはちょ〜っとうるさいよん♪


 揚羽:おっ!モンテラマもあるでありんす♪


 恵:モ・・・何て?


 ユリカ:説明しよう!  


 恵:あ、そういうコーヒーうんちく要らないから。


 ユリカ:うがーー!説明させろーー‼︎


 恵:アンタのコーヒーうんちくだけで尺とるわけにはいかにゃいからにゃ。


 カンペを出すAD


 ユリカ:え?『正論』うっさいわ!


 ミリア:私はプラウニュートにしようっと♪


 ユリカ:説明しよ・・・


 恵:言わせね〜よ!


 ユリカ:言わせろよ!


 ミリア:恵は何するの?


 恵:私はアイスココアにするにゃ。


 ユリカ:プッ!お子ちゃま♪しかもアイスかよ。


 恵:やかましい!猫舌な上に苦いのは苦手なのにゃ!


 ウエイトレス:モーニングは如何なさいますか?


 ミリア:あ、お願いしま〜す♪


 シン:ここはコーヒーとスイーツのメニューが物凄く充実してますね。   


 ミリア:ここのマスターがモカラテア共和国で奥さんはスイートフル王国出身なんだよ。コーヒーはスイーツの味を邪魔せず、スイーツはコーヒーの味を邪魔せずでお互いを引き立てるのが夫婦円満の秘訣なんだって♪


 ウエイトレス:モーニングは基本のブレットセットとスイーツセットとありますが?


 ミリア:スイーツセットを。


 シン:ブレットセットで。


 揚羽:わっちは旦那様と同じスイーツセットで。


 恵:それじゃ、私もスイーツセットにゃ。


 ウエイトレス:畏まりました〜♪


 20分後・・・


 ウエイトレス:お待たせしました〜。ブレットセットのお客様はこちらで、スイーツセットは日替わりメニューです。本日のスイーツはベイクドスティックショコラ、こちらのストロベリーソースをかけてお召し上がりください♪


 恵:おんや?私だけ違うのにゃ。


 ウエイトレス:お客様はアイスココアですよね?ベイクドスティックショコラですと味が相殺されてしまうのでマスターの奥様からのサービスでチーズケーキをご用意させていただきました。


 恵:親切だにゃ〜♪


 ミリア:それじゃ皆んなで・・・


 全員:いただきま〜す♪






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る