第24話カミカゼプテラ救援作戦!(悠久のアクガリタル編)
ユリカ:徐々に身体の自由を取り戻しつつあるカミカゼプテラ。おや?急に旋回して何処に飛ぶんだろう?
『魔界時間14:00 スカイフォード連邦 総合管制塔』
管制官:目標、予測地点目前で急旋回!
ボーイング:何⁉︎何処に向かっている!
管制官:少々お待ちください・・・・!新しいゲートアウト地点は・・・アクガリタル国です!
エアフォート:直ちにパペッター大尉を向かわせろ!
『同時刻 ミリア 一時帰国』
ダリア:ミリア、丁度良い所に帰ってきたな。
ミリア:ん?何かあったの?
ダリア:ハッハッハ♪なに、大したことはない・・・・・緊急事態だ。
惠:どっちにゃ。
ダリア:スカイフォード連邦の巨獣カミカゼプテラが凶獣シグナルギドラに身体を操られ物凄い速さで我が国に突っ込んできてる。
ミリア:えーー!何とかならないの⁉︎
唯:ちょっ!今カミカゼプテラって言った⁉︎言ったわよね!
惠:言ったけどそれが何なのにゃ。
唯:何って、あの古代種の巨獣だよ!魔界宇宙でも数少ない希少種だよ!それデマじゃないよね?本物だよね?
惠:だーー!煩いにゃ!この巨獣マニア!
唯:カミカゼプテラ、太古の昔から生ける巨大高速戦闘機の異名を持つ伝説の巨獣だよ!
惠:あ、お前もしかして凶獣ってのも知ってるかにゃ?
唯:凶獣?勿論知ってるわよ。12属性で相反する属性を1つの身体に宿して常にカオスを生み出す危険極まりないヤバイ奴でしょ?巨獣マニアなら常識よ♪4000億年前の天魔大戦時代に魔界の巨獣に対抗するため巨獣のDNAを元に造りだした
惠:そんなヤバイ奴が何故今頃出てくるのにゃ。
唯:詳しいことは分かんないけど、天界宇宙科学史上最悪のマッドサイエンティスト、ゲルマルク・鶯博士が造ったヤツで現代に復活した時何かの弾みで目覚めかけたところを叩き起こしたって巨獣マニアの間で噂になってるわ。
惠:その噂がホントならロクな事しないにゃ、あのイカレた博士は。
衛兵:申し上げます!
ミリア:どうしたの?
首都上空に銀色の巨大飛行生物出現!
総理官邸のモニターに映す衛兵
唯:これは間違いなくカミカゼプテラだわ♪
惠:喜んでる場合かにゃ。
衛兵:後続から一機の高速戦闘機が追尾中!
ダリア:何処の国の所属だ?
衛兵:我が国の管制塔の照合の結果、スカイフォード連邦空軍と断定!
ダリア:連邦政府から打診があったカミカゼプテラ救援作戦中の戦闘機か。
デバイスの着信を受ける衛兵
衛兵:え⁉︎
ダリア:どうした?
衛兵:首都近郊に多数の龍神族のゲートアウトを感知!その数2000万!
ダリア:チッ!黒峰組の残党か。今我が国の軍の戦力は龍神族を相手に出来る程は無いというのに!
惠:シン、お前が行けにゃ。
シン:何故です?
惠:何でって。この中で2000万柱の龍神族を相手に出来るバケモノじみた強さをを持った奴はお前しかいにゃいのにゃ。
バックドロップを綺麗にキメるシン
シン:貴女というヒトは、毎回毎回ヒトをバケモノ扱いして。
ミリア:シンさんお願い、今この事態何とか出来るのはシンさんだけなの!
シン:・・・はぁ、しょうがないですね。
『20分後 キッチン平野』
黒峰組構成員:あ、兄貴。
ジョン:あ?
黒峰組構成員:たった1人で突っ込んでくるバカがいやすぜ♪
双眼鏡で覗くジョン
ジョン:ありゃ、アクガリタル国総理大臣秘書じゃねえ・・・ん?そういやあの顔何処で・・・・・⁉︎ヤベェ!今すぐズラかるぞ!
黒峰組構成員:え?何でです?まだ妨害も出来てねえのに。
ジョン:馬鹿か!死にてぇのか!あの女はあの魔界宇宙の創造主『悪魔王サタン』の妹だ!
黒峰組構成員:えーーーー!
ジョン:早く逃げ・・・・
シン:・・・・もう遅い。
1000万柱の黒峰組構成員が全滅する
ジョン:う、噂以上のバケモンだ。逃げるぞ!
瞬時に転移する黒峰組残党
シン:なんとまぁ、逃げ足の速い。
一方 首都上空
エリック:待たせたな。カミカゼプテラ、これでお前自由だ♪
リモートスネイク最期の1匹に照準を合わせて撃つエリック
スネイク:ギシャーーーッ!
エリック:カオスの天敵、無属性の力のこもった『
プテラ:おお!身体が自由になった♪礼を言うぞ人の子よ!すまないがもう少し付き合ってもらうぞ?
エリック:え?
プテラ:シグナルギドラと決着をつける!4000億年越しの決着をな!
エリック:フッ、そういうことならとことん付き合うぜ♪
魔王少女物語後編へ続く・・・
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