椿の花が落ちる音
紀舟
上
紅の散らずに落つる花音は
誰ぞ気づかん白雪の上で
きめ細やかで上質な紙に荒々しく墨で書かれたその歌に、
あったことのない彼の人は、
手探りでその人となりを探る。
これまで受け取っていた文の筆致から読み取れる彼は、武芸に長け、学問は二の次という印象だった。
それが今日受け取った文の冒頭にこんな歌が書かれ、正直なところ驚いた。
歌を詠むような人だとは失礼だが思っていなかったのだ。
紅の花が散らずに落ちる花の音に
誰が気づくのでしょうか
ただでさえ音が聞こえにくい白雪の上で
訳すればこんな感じだろうか。
紅姫は文の手触りを確かめながら首を傾げた。
しかし恋の歌ならともかく、これを書かれた意味が分からない。
本人も同じことを考えていたらしく続きの文章で
「せっかく文をしたためるのだから歌の一つでも詠んでみてはどうかと周りから言われたが、滅多にやらないことなので、やはり恰好がつかない。気の利いた恋の歌は私には天の
と、言い訳のようなことが書かれていた。
クスッと自然に笑みがこぼれる。
おそらくこの手触りの良い雅な紙も側仕えの誰かの案なのではないかしら。
もうすぐ夫となるはずの
立派な体躯の男性が周りからやいのやいのと言われながら、触ればクシャクシャになりそうな精緻な紙に、精いっぱいの和歌を考えて、困り顔でちまちまと筆を走らせる姿を想像すると、可愛らしくて胸の奥が温かくなってくる。
愛や恋ではない婚姻なのだから文などよこさなくても、さして問題はないはずなのに、不器用でも紅姫に歩みよってくれるような文面が嬉しくて頬が熱くなる。
文には和歌の後、庭に椿が咲いたことが書かれていた。
椿は散らずに花ごと落ちる。その様からまるで人の首が落ちるようで不吉だという輩がいるが、自分はそうは思わない。
むしろ未練もなく命を終わらせる様は潔く、武士に似合いの花で私は好きだ。
正直で、困った人。
この乱世、迷信とはいえ不吉を話題にあげれば相手は良い顔をしない。ましてや女子供の中には怯える者もいるというのに。
私が迷信を強く信じる質たちだったらどうするつもりなのかしら。
でもそこが良いと、紅姫が思った。
恋の歌を勧められ書こうとしたけれどできなかった、椿の花は不吉と言うが好きだ。
奔放で子供みたい。
筆からは荒々しい男らしさ。
潔さに焦がれ、そうありたいと願う純真が眩しい。
文は実際に会う以上の雪貞の人となりを紅姫に教えてくる。
まだ会ったこともないのに雪貞と会話し、繋がっているようだった。
「私も返事を書かなければ、ね。この歌には返歌した方が良いのかしら」
雪貞からの文を膝の上に置き、紅姫は侍女を呼んだ。
どんなことを書こうかしら。
心が浮き立つのが自分でも分かる。
紅姫はこの時、確かに恋をしていた。
◇◆◇
その日、夫となるはずだった
隣の
この不安定な世情では花嫁の実家へ討ち入る婿があっても可笑しくはない。
そもそもこの婚儀も、所構わず戦を仕掛け貪欲に食らい、勢力を増してきた
悠土の国の当主、紫雨
篠郷の国の当主、
二人を夫婦にし血縁関係を結ぶことで、同盟の証としようとしたのだ。
こちらよりも良い同盟の条件を提示された、もしくは脅されて仕方なく。どちらかは分からないが、悠土の国が裏切ることはないことではない。
例え同盟を結んだところで、この戦乱の世では滅亡の時が少し伸びただけ。いずれ滅びの道をたどっていただろう。
紅姫の覚悟はとうに出来ていた。
むしろ……。
◇◆◇
悲鳴をあげ、どうしたらよいかとおろおろとする侍女たち。
まずは侍女たちを逃がさないと。
思考の海に沈んでいた意識を浮上させ紅姫はパンッと柏手を打った。己を鼓舞するため、周りを正気づかせるため。
混乱する部屋の中を、渇いて澄んだ音が響き渡る。
「起きたことは仕方ありません。やれることをやりましょう」
声を張り上げ、恐れることなど何もないと、皆を勇気づかせるように言う。
「さぁ、皆様動いて! 城の地下に抜け道があります。まずは母様と妹の千穂姫の所へ行って、地下へと逃がしてください」
侍女たちが神妙な顔で頷き動き出す。
驚いてとっさには動けなかったが、もとは皆優秀なのだ。
支持を与えた侍女たちはすぐさま母と妹の下へと小走りに部屋を出て行った。
「紅姫様は……」
数人がまだ残り主人である紅姫に気遣わしげな眼差しを向けてきた。
「私はまだやることがあるので、父様の所へ向かいますわ。貴女たちもお行きなさい」
「でも……」
「私は大丈夫です。父様の所へ行けば屈強な男たちがいますからね。守ってもらえます」
紅姫が笑顔を見せると、侍女たちは納得してやっと出て行った。
残ったのは、乳母のタツと紅姫と同じ年頃の侍女のユイ、それから敵襲を告げにきた若武者だった。
「どうしたの? 貴女たちも早くお行きなさい」
「姫様を一人には出来ません。それにお父上の下へ向かうというのは嘘でございますね?」
「あら、本当よ?」
「何年貴女様に仕えているとお思いですか。このタツに嘘は通用致しませんよ。タツは最期まで姫様と離れません!」
「相変わらず頑固……まぁ、いいわ。私一人ではちょっと大変だな、って思っていたところだし」
呆れと妙な高揚感から、こんな状況なのに、ふふっと笑いが込み上げた。
タツが残ってくれて肩の荷が少し降りたは本当だ。
口調も畏まったものから砕けたものに自然と変わる。
「えーと、貴女たちは」
「私は親方様に姫の下についていろと命を受けておりますゆえ」
膝をつき頭を垂れる若武者。その姿は頑として動きそうもない。
「貴方も頑固そうね」
紅姫も諦め、残りの一人、侍女のユイに目をやる。
ユイはタツや若武者のように頑固な気質を持ち合わせるような娘ではなかったはずだ。どちらかというと群れの中で皆と同じことをし、目立たないように動く大人しい娘。
本来なら母の元へと向かった侍女の集団について行ったはずだが、この場に残ったのはどういう了見か。
見れば、その細い躰はかたかたと震え、胸元で組まれた両手は力が入りすぎて白くなっている。
明らかに恐怖を押し殺してここにいることが、見て取れた。
父の命により紅姫についている若武者同様、ユイも使命感からこの場に残ったのなら諭さなければならない。
お前はいなくとも良いのだと。
「ユイ、無理に私のそばにいなくていいのよ。今なら間に合うわ、皆のところに行きなさい」
淡々と言い含め、安心させるように肩に手を置く。と、ユイは紅姫の手をしっかりと握り首を横に何度も振った。
「い、いいえ! いいえ、姫様。私もこの場に残ります。お願いします、残らせてください!」
相変わらず躰は震え、顔面は蒼白だったが、硬く握られた手は身から湧き出る恐怖に助けを求めて縋すがったというよりは、己から離れて行くものを手放してなるものかと何が何でも引き止めようとしているかのようだった。
紅姫は本心を見ようとユイを見つめた。
視線は揺らぐが、その眼の奥にあったのは何かを決意した芯のある光。
そして揺らぎの先。ユイの眼が紅姫の右の傍らに、時たま向くことに気がつき、紅姫は頷いた。
「好きになさい」
その言葉を聞き、ユイは喜色を露わにし、紅姫のそばで若武者は驚嘆を浮かべた。
「そのかわり、私のすることに異を唱えないこと」
「は、はい!」
「籐兵衛、ユイをよろしく頼むわね」
「……は、はい」
物言いたげな若武者、籐兵衛を見て見ぬふりをし、紅姫は座敷の襖を開けた。
乳母のタツ、ユイ、籐兵衛が続く。
廊下へ出ると、城の中は異様なほど静かだった。
かわりに庭や塀の外が騒がしい。物見の櫓やぐらでは引っ切り無しに怒声が響き、武器なのか具足なのかガチャガチャと金属音が聞こえる。
姫の務めとして、召集された兵の前に立って言葉の一つでもかけてやり、鼓舞するのが最良なのかもしれない。しかし自分がそんなに高潔な人間でも愚直な人間でもないことを、残念ながら紅姫は自覚していた。
最期まで自分は自分でしかない。
愚かだが、後悔はない。
紅姫は喧騒の渦中に背を向けて、城のさらに内部を目指した。
「姫様、お父上がおられますのはそちらでは……」
途中、左右に分かれた廊下で左に曲がろうとすると、ユイがそう声をかけてきた。
それに対して紅姫は何も答えずただ、にぃ、と口を歪ませて嗤った。
これで良いのだ。
千年松に飛翔する鶴の描かれた襖の部屋を引き開ける。
出迎えたのは真っ白な着物。
白無垢と呼ばれる掛下と打掛だ。
今日、これを着て紅姫は雪貞の迎えの輿で悠土の国に向かうはずだった。
花嫁の純潔の体現たる衣は部屋の中央に置かれた衣紋掛けに掛けられ、血まみれの戦が始ろうというこの瞬間も、天上から舞い降った雪のように白く艶やかで光輝いている。
「姫様、よろしいのですか」
「ええ」
困惑するユイと籐兵衛をよそに、さすが長年仕えていた勘からか、タツは紅姫の意図を察したようだった。
紅姫が言う前に着物の側へ歩み寄り置いてあった箱から白足袋や襦袢を取り出す。
「籐兵衛、お前は外で見張っていておいで。ユイは姫様の着替えの手伝いを」
タツはその老齢からは想像できないほどてきぱきと手を動かしながら、的確な指示を出す。
ユイも初めはぽかんとその様子を見ていたが、慌てて籐兵衛を外に追いやった。
襖が閉じられたのと同時に、着ていた打掛、小袖と順々に脱いでいく。
ぱさりぱさりと衣が落ちていくたびに、紅姫の身体は軽くなり、足元に色鮮やかな生地の海が広がった。
小袖は波のような皺をつくったが、気にする暇などない。誰かここへ来る前に着替え終わらねばならない。
それに、もうこの小袖に手を通すことはないだろう。皺を気にする必要などどこにもなかった。
薄桃色の肌襦袢も裾避けもすべて脱ぎ、紅姫は生まれたままの姿になった。
待ち構えていたタツが真っ新まっさらな白い肌襦袢を差し出し、紅姫は袖を通した。
ここからは白しか着ない。
白い肌襦袢、白い裾避け。白足袋をはき、白い長襦袢の襟を合わせる。
現世の雑事をすべて脱ぎ捨てて、身に持つのはこの白とあの人への思いだけだ。
あの人のためだけに純白の掛下を身に纏い、帯を締める。
打掛は上質な絹で出来ていて羽織ると軽く淡雪のようだった。
髪は時間がないので元の髪型に、白い桜の簪数本とべっこう簪を差す程度。
ユイに差してもらい、手鏡で確認する。
ほつれもなく、最低限の体裁は整ってはいると思うが、何せ時間がない。
今まで侍女たちに発破をかけ、ユイやタツの手前、気丈に振る舞っていたものの、ここで紅姫の心は不安に揺らいだ。
死が間近に迫ったゆえの恐怖ではない。それは、はかない恋の前に立つ乙女の不安だった。
「ああ、タツ。どこか変なところはないかしら。私、無様な恰好などしてないかしら」
震える声でタツに聞く。
「大丈夫ですとも、姫様」
「そう、かしら」
「ええ、ええ。さぁ、おしろいと紅を」
タツに化粧を施してもらい、ユイから扇子を受け取った。
「お美しゅうございます」
「タツ、ありがとう……では、参りましょうか」
タツに美しいと言われ、勇気をもらった気がした。不安だった心が少し晴れる。
これであの人に会える。
さっき着ていたものより長くなった着物の裾をさばく。後ろも引き摺るので、狭い廊下を歩くのは苦労しそうだ。
タツがすかさず襖を開けてくれ、紅姫は部屋の外を出た。
藤兵衛が目を丸くして出迎える。
「何か変わりはありませんか?」
「は、敵襲が近くまで迫っているようです。姫様、脱出するなら、もう時間はないかと」
「籐兵衛は逃げたいですか?」
藤兵衛はユイの顔をちらっと見たあと押し黙ってしまった。
彼の中の葛藤が見え隠れする。
「私は逃げたいとは思わないのですよ…………お会いしたのです」
目の前の籐兵衛にではなく、タツでもユイにでもなく、紅姫は誰かに呼びかけるようにつぶやいた。
「ねぇ……
籐兵衛が言ったように、敵襲はそこまで来て戦は始まっているようだった。
着替える前の喧騒がさらに大きくなっている。
どこかで油の匂いがする。
いざとなったら火をかける命令でも下ったか。
「あなたたちはやり残したことはなくって?」
紅姫は籐兵衛とユイを交互に見た。
「…………そ、れは……」
煮え切らない返答に紅姫が痺れを切らした。
時間があれば、彼らに決めさせるところだが、これではいつまでたっても決断できないだろう。
紅姫は帯に差してあった
受け取った矢立の墨壺と筆を使って懐紙に母宛ての文をしたためる。
内容は何でも良かった。
今までありがとう、でも、さようならでも。
適当に書いて、髪に差していた白い桜の簪を一本引き抜き、ユイに渡す。
「これを母様に」
「そんな! 姫様!」
ユイは案の定、紅姫を驚きの目で見た後、籐兵衛を見た。
「ここから、抜け出し渡してください」
「ですが姫様は」
「先ほども言いましたでしょう? 私にはやることがあるの。後悔しないために。あなたも後悔しないために動きなさい」
「後悔しないため……ならばなおさら、私は離れません!」
「離れない、とは……私から?」
「それは…………」
ユイは紅姫の身を心配しているわけではないのだ。
いや、優しいユイのことだから紅姫の心配もしているかもしれないが、もっと大切なものがあるのだ。
「離れたくないのは私からではないでしょう?」
ユイは顔を真っ赤にして俯いた。
どこかその顔は手鏡を持った時見せた紅姫の顔に似ていた。
恋する乙女の顔だ。
「籐兵衛、ユイを城の外へ逃がしなさい」
「姫様、それではあなた様を守るものがいなくなります」
「私に守りの必要はありません」
「しかし!」
「私を守るという命に背くのが我慢なりませんか? それとも命に背いたと咎められるのが嫌ですか?」
どこかで兵士の断末魔が聞こえる。
もう城の内部へと入ってきたのだろうか。
こんなところで問答をして時間を費やすつもりはないのだが。
「気にすることはありません。姫は途中、矢に射られて助かる見込みがなかったので文だけ書いて寄越した、とでも言っておきなさい。こんな状況ですもの、誰も疑いなんかしないわ」
いろいろと言ってはみるが、ユイも籐兵衛も動こうとしない。
普段のユイは流されやすく気弱なのに、決めたことに関しては頑として動かない。籐兵衛も然り。
一見して似てないようでいて、二人は実際、頑ななところがよく似ていた。
「私のこと、
紅姫はユイと籐兵衛、二人の手を握らせた。
「私のこれは、私の我儘。そんなものに二人を付きあわせようなどと思いません。二人も自分の好きなようになされば良いのです」
お互い顔を真っ赤にして見つめるユイと籐兵衛。その様子を見て紅姫が大きく頷く。
二人の関係などユイが残った時点で気が付いていた。
だからなおさら二人を引き裂くわけにはいかなかった。
「さぁ、お行きなさい。あなた達は生きてここを出るの。そしてゆくゆくは子を産みなさい。あなた達の子ならきっと良い子のはずだわ」
「ひ、ひめさまぁ………………」
泣き崩れそうになるユイを籐兵衛に押し付け送り出す。
ユイは籐兵衛に引き摺られながら、最後まで紅姫の名前を呼んでいた。
それにつられて、紅姫の鼻の奥もつんっと沁みた。泣いてる暇なんかないのに。
「よろしかったのですか?」
「ええ、二人を道連れにするわけにはいかないわ」
ユイはタツと違って、紅姫に着物を着せている間もずっと悲壮感の漂う顔をしていた。
いつ敵が来るかもわからないこの状況で、冷静でいられるタツや紅姫が可笑しいのだが、恐怖に怯える、不安になるということはまだ生きることを諦めていない証拠でもあった。
もし城を出る道中、窮地に立たされたとしても二人なら大丈夫だろう。
「ほんとうにそうでございましょうか」
「ええ。そのために“文を母様に渡す”という使命も与えた。二人一緒にいて、なおかつ果たさねばならない使命があれば、容易く心中なんて手段は取らないでしょう」
「ほほほ、姫様はそこまで考えておりましたか」
「タツも他にやりたいことがあるなら、そちらを優先させても構わないのよ?」
「ご冗談を。私は姫様についていきます」
ほほほ、ふふふと笑い合う。
「さあ、今度こそ参りましょうか」
「お供いたします」
見えはしないが戦の音が大きい。
父の部屋はここから近い。
一歩一歩踏みしめるように、打掛の淡雪をさばきながら静々と飴色に磨かれた廊下を進む。
金の下地に竹林が生え、虎が佇む襖が父の部屋だった。
両手に扇子を持った紅姫の代わりにタツが襖を開け放つ。
父は、いなかった。
すでに遁走した後か。
紅姫は顔色一つ変えずに部屋へと入り、上座へと座る。
もとより、父に用などない。
重要なのはここが、父がいなくとも主の部屋である、ということ。
ここに居れば、あの人は必ず現れる。
耳を澄ます。
悲鳴、怒号、金属音、破裂音、何かが倒れる音。嵐のような音が次第に紅姫とタツがいる部屋に近づいてくる。
もうすぐ、もうすぐだ。
文のやり取りで感じたあの人なら、先陣を切ってこの部屋へと来るだろう。
部屋の外で人の荒々しい話声が聞こえてきた。
乱暴に襖が開けられる。
入ってきたのはりっぱな鎧で身を包んだ精悍な若者だった。
鎧武者の一団の先頭に立ち、刀を構えている。
ああ、やっと…………。
紅姫は何も聞かずとも、この人だとわかった。
「お待ちしておりました。紫雨雪貞様」
三つ指をつき深々と頭を下げる。
「お初にお目にかかります。篠郷の国、綾平堂阿の娘、紅姫でございます」
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