夢見る少女とゲーム好き少年
兎猫まさあき
プロローグ
とある家に、アイドル雑誌を読んでいる少女がいた。彼女の名前はきよみ。
彼女の夢はアイドルになること。
しかし、彼女は、自分のことを「音痴でダンスも出来ない出来損ない」だと思っていた...
しかし、どうしてもアイドルになる夢を捨てきれず、毎週発行されるアイドル雑誌を買っていた。
その雑誌には、「アイドルに聞く!アイドルになるコツ伝授!」というコーナーがあり、きよみは、このコーナーが雑誌の中で一番好きだと言う。
次に、きよみの家の近くのマンションの一室で、攻略本を片手にゲームに夢中になっている少年がいた。彼の名前はたける。彼はゲーム好きである。
彼曰く、「この道十一年!ゲームの事なら何でもお任せ!」だとか。
たけるの将来の夢、それはゲーミングプログラマーだという。ゲーミングプログラマーになって、色んなゲームを作っていくそうだ。
この二人が、何の関係があるのか、それは今は誰も分からない。
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