第4話:メインプレイ:ミドル4-1

GM:では次のミドルです。全員登場をお願いします。


ロジカ:シーンイン! (ころころ)8点上昇、70%!

守矢:シーンイン! (ころころ)2点上昇、58%! 今日やけに低いな。

真白:シーンイン! (ころころ)2点上昇、71%!

クラウ:シーンイン! (ころころ)9点上昇、70%!

ロボ子:シーンイン! (ころころ)7点上昇、74%!


GM:守矢は支援・妨害でガンガン侵蝕率上がるので、他PCより低いくらいで丁度いいかもしれませんね。


 そう、丁度いいはずだったのだ。


GM:さて、敵拠点の攻略に入る前に今後のミドルについて説明しておきましょう。

 この敵拠点は地上2階、地下2階の合計4フロアからなり、それを上から順番に攻略していただきます。フロア毎に設定された判定や戦闘といった障害をクリアしていくことで、先へ進むことが出来るといった感じです。

 では早速、このフロア(2F)の障害を乗り越えて行きましょう。


 ヒーローたちの突入に呼応するように、階下から足音が響く。やがて下のフロアから、一体の人影が姿を現した。

 それは全身が血の色をしたデッサン人形といった風体で、ブラム=ストーカー能力で生み出された従者であると察せられた。


フィリップ(GM):「早速お出ましだね」

ロジカ:「美的センスゼロだな」

クラウ:「雑魚か。ここで足を止めるわけにはいかんな」

ロボ子:「従者なら駆除あるのみだね」

真白:「油断せず蹴散らしましょう」

守矢:「我々がこの程度でやられるわけもない。片付けてしまおう」

フィリップ(GM):「……正直、これだけの陣容を相手に従者が一体程度では力不足だと思うけれど……敵の狙いが見えないな」


GM:そんなフィリップの呟きに応えるように、従者は例の物品を取り出し、自身の胸部に融合させる。


『 マ ッ ド ! 』


GM:Rメモリとの融合により、従者の姿は土色の怪人へと変化していく。


真白:「マッド……さながら泥人形ですね」

ロジカ:「従者にも使えるとは。流石は流通元。置いてあるメモリも最新式か」

クラウ:「これは、油断は禁物だな」

守矢:「何、これも想定内だ。Rメモリの製造拠点だからネ」

ロボ子:「燃やして固めちゃえ」

クラウ:「うむ。血に泥、どちらも熱には弱い。これは好都合だ」


GM:従者、改めマッドの怪人はPCたちの前に立ちふさがり、戦闘態勢へと移行する。早速ですがミドル戦闘が発生します。

 エンゲージ間の距離は5m。戦闘終了条件はエネミー『マッド』の撃破です。


クラウ:(エネミー情報を見て)泥人形のくせに行動値16もあるのか……いや速いな!?


GM:ビルドの都合上ね。あ、ヴィークルへの搭乗などもどうぞ。ついでに何か質問はありますか?


一同:『ライダーズクレスト』を宣言。質問はなし!


GM:それでは、ミドル戦闘スタートです!

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