第4話:メインプレイ:ミドル1-1

GM:では改めてミドルフェイズに入っていきましょう。希望する方は登場をどうぞ。


ロジカ:シーンイン! (ころころ)1点上昇、52%!

守矢:シーンイン! (ころころ)6点上昇、43%!

真白:シーンイン! (ころころ)3点上昇、46%!

クラウ:シーンイン! (ころころ)4点上昇、49%!

ロボ子:シーンイン! (ころころ)9点上昇、55%!


GM:PC番号順に処理していきましょうか。まずはロジカの手番からです。

 ロジカはフィリップの協力により、さらに追加で1回ヴィークルカスタムを適用出来ますね。


ロジカ:うむ。ではまずバランス調整の自動成功分でヴィークルカスタム。判定ダイス増加の効果を適用。

 さらに、フィリップの協力によるヴィークルカスタムで装甲値増加の効果を適用。

 そして、本来の自分の手番で調達に挑戦しよう。狙いは『スナイパーライフル』だ。


GM:はい、難易度19ですね。判定をどうぞ。


ロジカ:『コネ:手配師』も使って(ころころ)出目で達成値15。財産ポイントを4点消費して成功だ。

 せっかくだ、軽くロールプレイもしておこう。

「おい、フィリップ」

フィリップ(GM):「ん、どうしたんだい?」


 ロジカはフィリップに歩み寄ると、黙って数字の書かれた紙を差し出し、確認させてからそれをライターで燃やした。


ロジカ:「覚えたな?」

フィリップ(GM):「この桁数……ロジカ、今の数字はもしかして」

ロジカ:「先程のは私のキャッシュカードの暗証番号だ。私に万が一があれば、以後はそれを使って生きろ。

 なに、しばらく生きていくのには困らんさ。正規のヒーローになるも良し、別の場所で何かを始めても良い。お前ならどうとでもなるだろう」

フィリップ(GM):軽い溜め息を一つ。

「……ロジカ、君の用心深さには敬意を表するよ。ありがとう。けど……ああ、僕としたことが」

ロジカ:「む……?」

フィリップ(GM):「ついうっかり番号を忘れてしまったようだ。僕の頭脳には本の知識が詰まり過ぎていてね。さっきの番号を暗記する隙間はないようだよ」

ロジカ:「えーっ!? せっかくカッコつけたというのに、お前という奴は……」


 げんなりするロジカに、フィリップは意地の悪い笑顔で答えてみせる。


フィリップ(GM):「ふふふ。けど、その方が僕たちらしいだろう?」

ロジカ:「……はぁ。もういい、私はちゃんと帰る。これでいいな相棒!?」

フィリップ(GM):「そこは“私たち”であるべきだけどね。気合いを入れよう、相棒」


 微笑むフィリップに、ロジカはバタバタとわざとらしく音を立てて背を向け――去り際に、こう告げるのだった。


ロジカ:「――グラッツェありがとう




GM:おつかれさまでした。ロジカ、良いなぁ。

クラウ:所々で株を上げてくるのが好感持てますよね。

ロボ子:致命的な部分(妄想&虚言癖)さえなければなぁ……。

一同:(遠い目)

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