第2話:メインプレイ:クライマックス1-4(戦闘)

GM:では第2ラウンドに入ります。

 セットアップ!


守矢:《戦術》を宣言。

 さらに真白のロイスをSロイスに。UGNバディを見て相棒の大切さを再認識したので。

クラウ:コンボ「ドムス・アウレア」を宣言して――120%超えました(にっこり)

GM:あっ(察し)


GM:クラウじゃないけど、気分は断頭台に立つ死刑囚だよ……では、イニシアチブ。


クラウ:受けた恩は返しますとも。

 《氷熱の軍団》+「パワーソース:デーモン」を宣言! ラウンド間、味方全体の攻撃力を+20である!

 やっちゃえ、ロジカ!


GM:では、行動値13でロジカの手番!


ロジカ:「ふっ……どうやら託されたらしいな。ならば!」

 ここでクラウのロイスをSロイスに指定!

クラウ:「奴の冷気は余が抑える。とどめは任せたぞ、ロジカ・ミリターレ!」

 焔のコロッセオを展開!

ロジカ:「――任せろ」

フィリップ(GM):「行こうか、相棒」

ロジカ:「ああ――……」

 マイナー放棄。

 メジャーでコンボ「Acta est fabula(芝居は終わりだ)」。

 判定直前にフィリップの《ウインドライダー》。そして氷野のロイスをタイタス昇華して、C値を-1させてもらおう!

 命中判定は……(ころころ)達成値、116だ!

GM:うっそだろ!?

アイスエイジ(GM):万が一のドッジ(ころころ)達成値18、無理っす()

ロジカ:ダメージロール! (ダイスどばぁ)……111点ダメージ!

GM:これにはアイスエイジもにっこり戦闘不能。

ロジカ:「さーて、お仕置きの時間だ大馬鹿兄貴!」


 叫ぶと同時にCV33を急発進させたロジカは、旋回しつつ中央に捉えたアイスエイジに機関銃を撃ち込んでいく。


ロジカ:「まったく――お前には慕ってくれる家族がいるっていうのに!

 それなのに、せっかく会えた家族を! 妹の気持ちを弄んで、利用してぇ!」


 すれ違いざまに、車体がその場で旋回。ハッチから身を乗り出したロジカが、「ゾロターン S-18/100対戦車ライフル」を構える。


ロジカ:「クラウにストーカー紛いのことをした点も含めてっ! 猛省しろぉ!」


 対戦車ライフルが火を吹く。焼夷徹甲弾が炸裂し、アイスエイジの胸部で火の粉が爆ぜる。




ロジカ:「……Acta est fabula(芝居は終わりだ)」




 ロジカの一撃を受けて、アイスエイジの力が限界を迎える。それにより、それまで冷気で相殺されていたクラウの炎熱が一気に吹き荒れ、巨大な爆発となってアイスエイジを包み込んだ。


ロボ子:「……うん。僕もクラウになれないし、クラウも僕にはなれない。けど、一緒にいる事なら……それだけで、僕らはいくらでも、強くなれるんだ」

 ここでクラウをSロイスに!




 爆炎に照らされたクラウの横顔を見上げ、ロボ子は告げる。




ロボ子:「君と出会えたことは、僕の誇りだ。クラウ」




クラウ:「何を言う。余もだぞロボ子。

 お主を見出すことができて、余はこの世で初めて愛を知れた。感謝してもしきれぬ」




 ロボ子を見返し、クラウは笑う。




クラウ:「ロボ子こそ、余の誇りだとも」

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