第1話:メインプレイ:ミドル6-1

GM:では次のシーン。ミドル戦闘が発生します。

 シーンプレイヤーは守矢。警察・UGNバディは全員登場。ロジカにも後で登場していただきます。


守矢:シーンイン! (ころころ)4点上昇、51%!

 猫相手にとんでもねぇ戦力投入されるな。

真白:シーンイン! (ころころ)7点上昇、71%!

 高い。高いよ~!

クラウ:シーンイン! (ころころ)1点上昇、52%!

ロボ子:シーンイン! (ころころ)2点上昇、58%!


GM:さて、ピンチに陥っている探偵バディは置いておいて、警察・UGNバディの描写です。

 君たちはそれぞれのバディに分かれ、夜のF都を警戒中だ。

 というところで、判定です。誰か一人でも成功すればOKですので。




◆判定「不審な戦闘音に気づけ」

 <知覚> 7




真白:(ころころ)達成値19です!

守矢:(ころころ)達成値6……おじさん耳が遠い。

ロボ子:(ころころ)達成値7、成功だね。

クラウ:(ころころ)達成値4……クラウはとことんミドル弱いんだ……。


GM:では判定に成功した人は、近場の路地裏から響く戦闘音(ロジカによるもの)を耳にしました。


真白:「っ! 銃声……と、履帯の音!?」

守矢:「銃声はともかく履帯!? こんな真夜中に戦車でも走らせてる奴がいるというのかネ!?」


GM:いるんだよなぁ(白目)

ロボ子:それが現実。


クラウ:「む? 余には何も聞こえていないが……ロボ子よ、どうだ?」

ロボ子:「5時の方向に戦闘音を確認。クラウ、掴まってて」

 ドリフトかまして、最高速度のまま現場へ急行!


GM:では君たちが戦闘音のする路地裏に到着すると、そこでは1台の戦車と謎の怪人が戦闘を繰り広げている。

 お待たせしました、ロジカも登場をお願いします。


ロジカ:シーンイン! (ころころ)2点上昇、61%!


ロボ子:「うわ、戦車!? 異常事態発生、異常事態発生」 アワワ アワ アワワ


クラウ:落ち着いて(笑)

GM:ロボ子……(笑)


守矢:「……これは一体、どういう状況なのか」

真白:「キュマイラらしき存在を確認。事件に関与している可能性があります」

ロジカ:「おいフィリップ! なんか反応が増えたが、敵の増援か!?」

クラウ:「余はヒーローの“アエストゥス”である! そこの謎の戦車とヴィランと思しき何者か! 即座に戦闘を中止せよ! 従わなければ実力行使に移るぞ!」

フィリップ(GM):「……どうやら正規のヒーローのようだね」

ロジカ:「マジか、従っておこう。

 えーと、私はロジカ・ミリターレ。イタリア人だ! こちらは正当防衛の権利を行使している!」

ブン太ビースト(GM):「フシャーーー!」

 戦車をガスガス殴っている。

ロジカ:「戦闘行動は本意ではない! 繰り返す、本意ではないってうわわ」

ロボ子:「ともかく、一方は聞いてくれないみたい、だね」

守矢:「戦車はイマイチ納得しかねるが、相手が容疑者である可能性は高い。ここで捕まえてしまおうじゃないか」

真白:「事情聴取は後で、ですね。まずは暴漢を取り押さえましょう」


GM:というわけで、キュマイラっぽい怪人と、応戦する武装した戦車。連続通り魔殺人事件と無関係とは思えません。

 暴れる怪人を鎮圧して、事情を明らかにする必要があるでしょう。ミドル戦闘に移行します。


ロボ子:「MANAS-Combat mode. GEAR-UP,Expand!!」

 ガキョンッ! バイクのパーツが離れて、周囲に浮かび始める。

クラウ:「……ならば、遠慮なく戦闘行動に移らせてもらおう」

 クラウの目が虚ろになり、周囲の気温が上昇していく。

「守矢に真白、余にできるだけ近づかぬよう。何故なら……大火傷してしまうからなッ!」

守矢:「了解した。さて、可及的速やかに暴徒鎮圧といこうじゃないか」

真白:「わかっています。近づいただけで、銃が暴発しそうですから。リロード!」

『Limited!』 真白の手元で、銃が陽気な叫び声を上げる。

ロジカ:「くっそ、ブン太の奴、遠慮ないな! こうなったら、カヴール号の本気を見せてやる!

 あ、でも、できるだけブン太の怪我は浅くなるように配慮して……ええい、ともあれマッツィーニ号、Avanti(前進)!」

フィリップ(GM):「せめて愛機の名前くらい統一したまえ……っと、来るよ!」

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