新人賞受賞は運＝確率！ 1年9カ月で投稿96回、受賞2回、最終候補6回！ 投稿戦線異状なし

第67話 2010年夏〜秋。受賞より前に小説の連載と連載マンガ原作が決まる

さすがに疲れが出てきました。肉体的な疲れというより、「ほんとに受賞できるの？」という徒労感。

すでにいくつもの最終候補になり、受賞している賞もあり、ショートショートコンテストではぶっちぎりに掲載してもらっているわけです。

確率的にもそろそろ受賞しないとおかしい、と思い始めました。

某掲示板には、一田和樹ってあれだけ最終候補になってるのに受賞できないって呪われてるの？　それとも陰謀？　みたいなことも書かれるようになりました。全く同感です。

メディアに近い仕事をしている知人に小説の仕事あったらお願いします、と連絡を回し始めました。ぽつぽつ連絡が来るようになって、秋にはネット上での小説の連載（『工藤伸治のセキュリティ事件簿』）や連載マンガ原作（ハッカージャパン『オーブンレンジは振り向かない』）が決まりました。

なので2010年9月の頃には投稿をやめることにしていました。

新人賞を取れなかったのは残念ですが、だらだら投稿を続けてもしょうがないよなあ、と考えていました、受賞の連絡をもらうまでは。