第32話 5次元銀河司令センター

アナウンスが流れる


B7 Virtual Earth





ザワザワ


ザワザワ


カツカツ


コツコツ


(行ったり来たりする足音)





Rei「ここは盛り上がってるわね」


Haru「そうだな


特殊能力を伸ばすように


Lailから言われてるというのもあると思う」


「そうだったわね」





ビュン


Rei「うわっ、Kail今のどうやったの?」


Kail「今のか?テレポートだよ


まだ序の口」


Rei「序の口?」





Miia「Kailね、ここで訓練していたら


はじめは半径10キロくらい


テレポートできてたんだけど


最近さらに広範囲で


できるようになったのよ」


Rei「すごい」


Kail「最高記録は、北海道から新潟までだ


ただ体力を消耗するそこが今の課題だ」


Rei「すごいわ、北海道から新潟までなんて


テレポートしてる時は姿は見えるの?」


Kail「短い距離を瞬間移動する時は


姿はわずかに見えるが


長距離になると姿は見えない、おそらく


念を使うからより体力を必要とする」





Kail「Miiaの最近の変化も


すごいじゃないか」


Rei「Miiaは確か


未来が見えるんだったわよね」


Miia「そう


Rei、私の手にあなたの手を重ねてみて」


Rei「こう?」


Miid「そう


Reiの今日の一日のスケジュールは


朝スリーピングカプセルから目覚めて


そのあとヒーリングルームに行って


ここ最近続いてる偏頭痛を治して


朝食でビューティーチャージして


司令センターで転生者の確認をして.....」


Rei「すごいわ、すべて合ってる」





Miia「未来のことも言うと


これからさまざな星から集めてきた


鉱石にエネルギーをチャージして


ヒーリングと組み合わせて


人助けをしたいって思ってるのね


それからドラゴンヒーリングにー


あなた、ヒーリング能力すごく高いわ」


Rei「すべて合ってるから


それ以上は言わないで恥ずかしいから」


Miia「そうよね、ごめんなさい」





Kieth「男性の俺からすると


ヒーリングの意味がいまいち分からない」


Rei「そうよね


簡単にいうと3次元の地球にある


整体やマッサージとは違って


直接体をマッサージしたりはしないの


触れてるか触れてないかの力加減で


目に見えないものを操ると


言ったらいいのかしら


エネルギーや


時にはある存在の力を借りたり


さまざなやり方があるの」





Kieth「なるほど


男性の俺には難しそうだな


精神が優れてる女性ならではという


感じがするな


そんな俺はというと」


「えっ、今の.....」


Kieth「例え障害物があっても関係ない


通り抜けることができる」


Rei「痛みは感じないの?」


Kieth「大丈夫だ


一種のマインドコントロールみたいなもんだ


今はもっと高速でできるようにってことと


今後は段差があっても


例えば崖ぐらいの高さがあっても


難なく降りられるようにすることが


目標だ」





Miina「私は前世透視ぐらいかなぁ


Reiも確かできたわよね?」


Rei「えぇ、一応」


Haru「Reiここで特殊能力さらに


伸ばしてみたらどうだ?」


Rei「そうね、そうしてみるわ


今回のmissionでも言われているし


いつか役に立つ日がくるかもしれないから


Haruもやりましょうよ」


Haru「俺は特には何もない気がする」





Kail「なーに言ってるんだ


こんなすごいの作り上げてよく言うな」


Haru「じゃあ、今がピークだ」


Miia「そんなことないわ、まだまだよ」


Haru「そうか?」





Rei「私ここでヒーリング能力を


さらに伸ばしたい」


Haru「Reiはそうだよな」


Rei「3次元の地球では病気になった時に


薬を飲んだりするでしょ


できれば薬に頼ることなくヒーリングで


治してあげることが理想かな」


Haru「Reiならできるよ」


Rei「ありがとう」


Kieth「よし、鍛えて鍛えて


さらなる高みを目指すか


終わりはないからな」


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