第28話 春節でバイトが来ないのよ!!
2月の初めから10日くらいまで中国のお正月である春節の時期。
この期間には中国人のバイトがほぼ全員休むからお店によっては人員体制で厳しくなる。
日本のお正月や大晦日付近も長期で休み、また、春節でも2週間ばかり来ない・・・
中国の故郷に帰るのならそれぐらいの期間は必要なのかも。
最近は、コンビニはもちろんのこと、スーパーでもドラッグストアでもホームセンターでもレジなどに中国人バイトをよく見かける。外食産業などでも増えている。
大手コンビニチェーンではレジの機械自体を改良して店員側のパネルに日本語・中国語・韓国語の表示がされているようだ。
年配者のお客さんには、愛想も糞も無い中国人バイトのレジに違和感をもつこともあるだろう。日本人のバイトやパートがなかなか採用できないからお店としてはやむを得ず中国人を採用しなくてはならないのが本音。
留学生なのか?どういう理由で日本にいるのかよく分からないが、採用時には在留資格の確認はする。
人手不足で日本人が雇えないからと職場にどんどん中国人を増やしてしまうのも店舗を管理する店長などには危険なことになる。
中国人が増えると職場のなかに小さなものであってもコミュニティができてしまう。
職場では基本的に日本語というルールを作っても中国人同士では中国語で会話してしまう。何を話しているのか解らない。また、シフト編成でも日本人より中国人の方が人数で多い時間帯などは設定しない方がいい。日本人7割、中国人や外国人3割という状態でもギリギリのラインだろう。店長など管理者以外が全員中国人などという状態は絶対に避けるべき。職場に外国人バイトが増えれば増えるほど不正を働く者も出て、また、それが組織的な不正になる危険も高い。
企業として、また、店としても日本人のバイトやパートを雇いたい。
しかし、それに見合う時間給を出していないのも日本人が面接に来ない理由である。
最低賃金じゃね。
最低賃金だからって中国人や外国人を雇うっていうのも問題だろうし。
彼らは割り切りが早いから、少しでも時給が高いお店にすぐ移ってしまう。
退職の届けもなしに突然消えたりね。
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