【番外編】乙女ゲームの攻略対象キャラのポジションに転生しました。って、アタシ女の子なんだけど⁉

～はじめに～ 本編の説明とキャラクター紹介

　お越しいただきありがとうございます。

　この物語は、『乙女ゲームの攻略対象キャラのポジションに転生しました。って、アタシ女の子なんだけど⁉』の番外編となっています。本編を知らない方のために、まずは本編のストーリーと、キャラクターの紹介を……

　・本編のお話

　前世でドハマリした乙女ゲーム、『あな恋』の世界になぜか転生した主人公。

　転生した先は、ヒロインでも悪役令嬢でもモブキャラでもなく、攻略対象の『春乃宮旭』というキャラクター。しかしどういうわけか、前世と同じ性別女のまま転生してしまったからさあ大変。

　この世界で生きる意味を探した旭は、ゲームのヒロインである女の子、琴音と、自身の親友である壮一をくっつける事を勝手に決意する。しかしその決意が、長年にわたる大騒動の始まりだった。

　旭達が桜崎学園高等部に入学したことで、物語は大きく動き出す……

　・キャラクター紹介

【春乃宮（はるのみや） 旭（あさひ）】

　この物語の主人公。壮一と琴音をくっつける事に人生をささげている暴走娘。あの手この手を駆使するものの、どれも的外れ気味で、従兄弟の空太に呆れられがち。

　日本屈指の名家、『春乃宮家』の令嬢でありながら、全然お嬢様っぽくない。だって前世が庶民なんだもん。

【風見（かざみ） 壮一（そういち）】

　代々春乃宮家に遣える家系の出で、旭と同い年の幼馴染。その実旭に幼馴染以上の感情を懐いているが、当の旭は……

　常識人である苦労人。あな恋では攻略対象キャラの一人だった。

【倉田（くらた） 琴音（ことね）】

　あな恋のヒロイン。優秀な成績を収める事で金持ち学校に通う事を許された特待生で、性格は優しく清楚。入学してすぐに仲良くなった旭のことをとても大事に思っている……が、その旭が自分と壮一をくっつけようとしている事を知らない。

【日乃﨑（ひのさき） 空太（そらた）】

　旭の従兄弟で、中学三年生。あな恋では攻略対象キャラの一人だった。

　旭がシャンパンを誤飲して酔った勢いで、ここが乙女ゲームの世界であることを教えてしまい、それ以来半ば強制的に壮一と琴音をくっつける事を手伝わされている。

　良く毒を吐くけど、旭を放ってはおけない。もしかしたら本編では一番の苦労人かもしれない。

【御門（みかど） 樹里（じゅり）】

　旭の同級生で、春乃宮家と並ぶ名家、御門家のご令嬢。

　あな恋ではヒロインである琴音をイジメる悪役令嬢のポジションだったけど、今世ではなぜか事ある毎に旭に突っかかっていく、とっても迷惑な人。そして果てしなく非常識な人。

「おーっほっほっほ」という昔のマンガのお嬢様のような笑い声を上げ、ハチャメチャな行動をとっては周りを振り回していく。

　この番外編ではこの人のお母さん、妹が登場するとか……

【鳥（とり）さんと牧（まき）さん】

　御門さんに遣える従順なシモベ。

　主な口癖は「その通りです」「もちろんでございます」「はい、御門様！」

　当初はモブのつもりだったけど、書いているうちにだんだんとキャラが確立していった。もはやこの物語に欠かせない存在と言える。

　鳥さん「ちょっと、私達だけどうしてセットで紹介されているのですか⁉」

　牧さん「納得いきません！個別にしてください！」

【山田（やまだ）君】

　御門さんや鳥さん牧さんの教室のクラス委員。文化祭の時に登場して、殉職しかける。

　これまたただのモブキャラのつもりだったけど、予想以上に彼を心配する声があった。残念ながら番外編では登場せず。もしかしたら文化祭で入院して、未だ病院にいるのかもしれない。

【生活指導の先生】

　長い物には巻かれろの精神で、御門さんの行動には口出しできない先生が多い桜崎学園では珍しい、地位や権力に屈することの無い熱血教師。御門さんが悪さをすれば、竹刀を振り回してどこまでも追いかけていく。

　ただ残念な事に、この方も番外編では未登場。つまり御門さんを止められる人はいないと言う事です。

　と言うわけで、本編の説明とキャラクター紹介は以上になります。

　ところで本編に寄せられるコメントを読んで思ったのですが、どのキャラが人気があるのでしょうか？人気投票でもやってみたいなあ。

　よろしければコメント欄までご意見をお寄せください。

　それでは番外編、始まります。

　※番外編は１/１１日から、毎朝６時に更新していきます。

　どうかよろしくお願いします<(_ _)>