だるいのは甘いものだけでお腹いっぱいなんですよ

第1話 １月１日のＵＭＡ

　明けました。

　おめでとうございました。

　どうして１月１日がめでたいのか

　めでたいってどう言う事なんだってぃ？

　とりあえず年の瀬の借金取りから逃げおおせたのがめでたいのかも

　借金は無いけど負債はいっぱいあるんです。

　いろんな、どす黒いものが渦巻いているものとかさ

　えぇい！　そんなことを考えてたらめでたいものも逃げちまうさ。目が鯛でめでたいって？　語源と成り立ちと語呂合わせがごっちゃ混ぜになったって、通じりゃそれでいいんだよ。

　とりあえずめでてぇなとか言って楽しくなっちゃってるんだから、それでお祭りなんだ。いいじゃないか。騒げ、飲めや歌えや、踊れや、ほいほい。

　タイトル名のお題で何か書けたらいいなと思っていたのですが。

　初手からやる気が無いんです。

　エッセイみたいに書き連ねていればそのうち、降ったり湧いてこないかなぁと甘い期待を抱いて今日もオフトゥンに身を委ねて、外気を遮断した２重窓から差し込む日差しに実は春なんじゃないかと錯覚を抱く体たらくなのです。

　思考がパーマをかけたクルクルパーのようで、ストレートパーマとか言うんだからちゃんと言わないとパーマって通じないじゃない。でもこんがらがったものを紐解いて行きつく先が見えたら気持ちよさそうだねぇ。ほら解いたらこれだけきれいに揃ったよ？　だから、でもって言ってるんだから、でもっていったいなんなのさ。って自分でノリツッコミしてブラシで毛並みを揃えて足並み揃えて襟足揃えて、それは鋏で、櫛を入れて串刺しにして。だからってだからってなんだよ。だからって言い方が頭にピキッと反応しちゃうから、辞めといた方が、だからね。

　いつまで続くか、いつまでやるのか。

　自分自身がＵＭＡと化してしまわないように生痕をここに刻みつつ、新年から部屋の掃除をしようと信念を持って心の掃除をしようと、思うだけ思ってどっちらけの夕日と共に沈みゆく大海原に向って太陽が吠えるように僥倖を待つが故に宝くじなんて当たるわけないのでした。買って無いけど。

　とりあえず１月１日だから、１月１日に何かやってやったぜ、どうだ！　どうだどうだ！ってことをしたかっただけなので。はい。

　捻くりこねくり回した阿波踊りだか盆踊りだか酔っぱらいの千鳥足だかわかりませんけど、今日はテクノうどんをさっき見たのが衝撃過ぎて、いつかあいつを倒すためにいや、共闘して、いや楽しそうだから私も混ぜて！なんて……

　とにもかくにも

　今年もお付き合い頂けましたら幸いでございます。

　皆様にとって幸多い年になりますように。