踏み出せない足

君は近くにいるはずなのに

何故だかとても遠くてさ


もっと近づこうとするけれど

嫌われたくないと心が邪魔する


他の人との間にはない

薄い一枚の壁が

君と俺の間にあるような

そんな小さな恐れの気持ち


気持ちがとても弱いから

壁を破るなんてできなくて

縮まらない距離に寂しくなる


気づけば離れてしまうんじゃないか

誰かが連れ去ってしまうんじゃないか


心配はいつも尽きないよ

だけど踏み出すこともできないんだ


いつも素直になれなくて

自分の対応に後悔して

それでさらに怖くなって

やっぱりちっとも進めない


君に対してだけ

いつも自信が持てないんだ


縮めたいよ

この距離を

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