糸井重里みたいなコピーライターになりたいねん
いつもの喫茶店にて
けった「よぉ」
後輩「どうしたんですかけったさん、また急に呼び出して」
けった「いやね、俺、コピーライターになろうと思って」
後輩「はぁ」
けった「糸井重里みたいになりたい訳よ」
後輩「はぁ」
けった「で、徳川埋蔵金を探そうかなと」
後輩「なんで一番ダメなところだけマネしようとするんですか」
けった「まぁそれはジョークなんだけど、本のタイトルをいろいろ考えてきたんよ」
後輩「そうなんですか」
けった「で、それをちょっとお前に見てほしくて」
後輩「じゃあ早速見せてください」
プラン1
僕は昨日の明日、明日の昨日の君とデートする
後輩「それは普通に今日会ってデートしてるだけじゃないですか?」
けった「まぁそうなんだけど。じゃあこれは?」
プラン2
僕は一昨日の明後日、明後日の一昨日の君とデートする
後輩「いや、それも普通に今日会ってデートしてるだけじゃないですか」
けった「うーん、そうか。じゃあこれは?」
プラン3
世界からけったが消えたなら
後輩「別に誰も困らないんじゃないですかね」
けった「じゃあこれは?」
プラン4
牛の膵臓をたべたい
後輩「焼肉屋に行ってください」
けった「じゃあこれは?」
プラン5
ジョルノ・ジョヴァーナ
後輩「元ネタが「火花」だって解説しないと分からないじゃないですか」
けった「じゃあこれは?」
プラン6
また、同じ嫁を見ていた
後輩「けったさんの単なる日常じゃないですか。
というかベストセラーのタイトルを改変してるだけじゃないですか?
それじゃコピーライターにはなれませんよ」
けった「そうかぁ、じゃあいっそ徳川埋蔵金を探しに行くか!」
後輩「穴を開けに行くのに話はオチないパターンですね」
結論:おあとがよろしくないようで
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