こどものこころ
最近は痛風気味
本文
自分は子供の頃どんな心持ちだったのだろう。
いまどきのこどもの心を開くのは難しい。
みんなが皆、気難しいかと云われるとそうでもない。子供っぽいこどもが少なくなったなぁと最近思う。
何か変に理屈っぽい、というか大人びたものの考え方をする年齢が低くなったような気がしてならない。
屁理屈を言うのはこどもの特徴だが妙に道理が通っているものを言う。だから大人は叱りづらくなる。偏屈な頭でっかちのこどもができる。親を親とも思わない。自分の道理が通るものだから、自分勝手になり、人の気持ちが理解出来ない。道理が通らないと苛ついて言葉遣いが荒くなり、すぐキレる。
何故親がこどもの顔色を見ながら接しなければならないのだろうか?
昔は逆でいつ親に見捨てられるとビクビクしていたものだ。経済的に豊かになり、そんな心配も少なくなった。そんな影響もあるだろう。自分達のしてきた苦労は掛けまいと、必死にこどもに投資する。こどもにとっては迷惑な話だろう。勉強だけできても飯は喰えない。
生き抜くための教養や礼儀、協調性が社会に出たときに重要になってくる。
「なに、礼儀?いまどき流行らんよ。何の意味があんの?そんなの要らねぇよ」
と思って育った子供は、それを重んじる上の世代に相手にされない。というか、人として何かが欠落している。
もっと外に出て元気にあそぶ子どもたちが増えればこんな現状が打破出来るのではと感じる近頃である。
こどものこころ 最近は痛風気味 @Kdsird1730
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