「しあわせ」って
最近は痛風気味
本文
「皺と皺を合わせて幸せ」なんてよく云うが、しあわせって何だろう?
人には欲望が有り、それが満たされると幸福感が生まれるのだろう。庭にいる雀やら、公園に咲いている花なぞを見ると人間は、げに欲深い生き物と思うと同時に、そんなものを見て癒されたりする。
最近歳のせいなのか、あまりこれといった欲望はあまりない。ただ、人の役にたちたいと思うようになった。
こうやって文章を書いて、読者の琴線に触れ、少しでも生きていく上での何かの指針になればと思っている。
「会社の歯車になれ」という時代に就職活動をしていたものだが、それが一番嫌な言葉だった。
「何で歯車にならなきゃいけないんだ?」と。
今は逆で、歯車がひとつでも正常に働かないと機能しないと考えるようになった。
拝金主義の蔓延るこの世の中で、例えば財を成したとしてそこに真の幸せはあるのか?
私に課せられた人生の宿題は、「自己犠牲」と「親友を大切にすること」だと思っている。
親友は2、3人いれば十分だ。
高校で部活で同じ目標に向かい、苦しんだ。
大学でろくすっぽ勉強せず、麻雀ばかりしていたが、親友と出会えたというだけで授業料の元は取れたと思っている。
敢えて問う。あなたには何でも言いあえて、その人のために火中の栗を拾ってあげられる相手はいるか。
そんな相手がいる自分は幸せだ。
「しあわせ」って 最近は痛風気味 @Kdsird1730
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