第1166話家にても たゆたふ命 浪の上に
家にても たゆたふ命 浪の上に 浮きてしをれば 奥処知らずも
(巻17-3896)
※たゆたふ:揺れ動く、動揺するの意味。
※奥処:行先。この先。
家にいても、いつどうなるのかわからない命なのです。
まして、波の上で浮いて揺れていれば、この先、どうなってしまうのか、まったくわからないのです。
波が高くなり、船も揺れたのだろうか。
故郷の奈良が近くなり、「こんなところで、海で死にたくない」と、神経質になっているのかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます