超能力者も楽じゃない!?

如月風斗

プロローグ

普通を求めて

 もし、この世に能力を持つ者がいると言われたら信じる人はどれくらいいるだろう。実際、あなたなら信じるだろうか。

 だが、意外にも能力を持つものは潜んでいるものである。 


 私、龍天時大空りゅうてんじそら

 実は中学二年生のこの私、この世で珍しい(?)超能力者なのである。


 私たちは世界をあらゆる危険から守るために超能力者の組織を作り、日々活動している。活動内容は日によってさまざまなのだが、大した事件が起こるわけでもないので案外私達の出番は無い。

 ところで、組織を作った人物こそ私のひいおじいちゃんなのである。しかし、ひいおじいちゃんはある日をきっかけにいなくなってしまった。その理由は残念ながらまだわかっていない。


 その事件も含めて、毎日奮闘中なのである。


 そして何を隠そう私はこの組織の王(リーダー)なのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る