第3話 新アッシリア帝国・古代メソポタミア・古代オリエントについての本
いま、わたしは長編小説というか、短編連作小説を書いています。『翼ある日輪の帝国』という小説で、紀元前7世紀のイラクあたりを舞台にした歴史小説……を目指したはずが歴史幻想小説っぽくなってきたぞ……? 普段書いている歴史ファンタジーとのちがいは……? という感じです。こちらはWEB上で公開する予定はいまのところありません。2019年5月に同人誌で発刊できればな、と思っています。
第1話と第2話が日本の歴史関係だったことにくらべ、今回はイラクです。しかも紀元前。とてもつらいことに日本語の本があんまりありません。しかしとりあえず概説書はあります。しかも図版たくさんのやつ。
前川和也 編著『図説 メソポタミア文明』 河出書房新社、2011年。
これに、新アッシリア(その当時イラクあたりにあった国)の歴史の通史的解説と、その国の特徴であるすばらしい美術についての図版と解説があります。ライオン狩りの浮彫はすごいぞ! とてもすごいぞ!(語彙力がない)
じつはわたし、3年くらい前にこの浮彫の実物を大英博物館で見ておりまして。その日からずっとその浮彫についての小説を書きたいなあと思っており、いまようやく実現しているわけです。
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