第三話 ルードのこと
ルードさんちょっと聞いて良いですか?
ん?どうした?
ルードさんはどうして転生に興味があるんですか?
え?それは・・・
他の世界の文化を見てみたいそれだけだ
なんだ・・・よかった
何を想像してたんだ?
他の世界の人間は高値で取引されるから
狙ってるのかと
おいおい、俺はそんなことしないぜ?
でもなんでそんなものに興味があるんですか?
お前さんが転生したときに
名前を覚えてたのはなぜか知ってるか?
知らないです
それはな、転生するときに
ごく稀に前世の記憶が残ったままで転生することがある
それで?
実は俺にはパートナーが居た
そいつは死んでしまって転生をした
そいつは別の世界に転生した
もう会うことができないと思った
だが俺はあるうわさを聞いた
うわさって何ですか
転生する場所は実は
意図的に変えることができる
と言うことだ
え?
やり方はここからかなり遠いところにある
転生の祠って場所に
その人のことが分かるものを持っていくだけだ
じゃあ行けば良いじゃないですか
だが一人で行くのは危険がいっぱいで無理だ
これでも進んだほうなんだぞ?
そうなんですか
だからお願いがある
なんですか?
お前さん一緒に冒険しないか?
え?いいですけど
そうと決まれば出発だ!
え?今からですか?
ってちょっと!引っ張らないでくださいよ
いででで
つべこべ言わずに行くぞー!
わかりましたよ
僕はまだ知らなかった・・・
この冒険がルードを・・・いや
世界を救う大冒険になることを
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