関羽4 長坂とか赤壁とか
中国北東部の雄が滅びた。
彼らを頼っていた
南部中央の
そこにはもちろん
一緒にいた。
だが劉備の逗留中、
劉表が死んでしまう。
天下統一を目指す
劉表の死を見逃すはずもない。
軍勢を引き連れ南下、
荊州を実効支配した。
そんな事態にもなれば、
曹操に敵対してる劉備も
荊州になんていられない。
荊州の治所、
長江の南に逃げようと目論む。
その逃亡ルートが、いわゆる
この時関羽には別動隊を率いさせて
長江河岸の町、
そこで関羽は船数百艘をゲット。
船団を率いて長江を下り、
漢江と長江が合流する地点、
劉備と落ち合おう、と約束した地だ。
いろいろあったが劉備、
なんとか夏口で関羽との合流に成功。
劉備を殺そうと突き進んで来た曹操には、
その南下を防いだ。
……
なんかさらっと赤壁が終わり、
大敗した曹操、撤収。
その後劉備は長江南岸エリアをぶんどった。
ずっとふらふらしていた劉備が
ようやく拠点を得たという事で、
これまで劉備を助けてきた配下たちが
表彰される。
もちろん関羽なんて
その第一等レベル、いわゆる元勲だ。
劉備が確保した勢力範囲のうち
長江北岸エリアの責任者として、
そしてそのまま、
関羽を襄陽に駐在させた。
從先主就劉表。表卒,曹公定荊州,先主自樊將南渡江,別遣羽乘船數百艘會江陵。曹公追至當陽長阪,先主斜趣漢津,適與羽船相值,共至夏口。孫權遣兵佐先主拒曹公,曹公引軍退歸。先主收江南諸郡,乃封拜元勳,以羽為襄陽太守、蕩寇將軍,駐江北。
先主の劉表に就きたるに從う。表の卒せるに、曹公は荊州を定め、先主は樊より將に江を南渡し、別にて羽をして遣りて船數百艘に乘らしめ江陵にて會せしめんとす。曹公は追いて當陽の長阪に至り、先主は斜に漢津を趣し、適して羽が船と相い值いて,共に夏口に至る。孫權は兵を遣りて先主が曹公を拒むるを佐け、曹公は軍を引きて退り歸す。先主の江南の諸郡を收むるに、乃ち元勳に封拜し、羽を以て襄陽太守、蕩寇將軍と為し、江北に駐ましむ。
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