2023年11月
大相撲
相撲なんて、“暇を持て余している爺さんが観るもの”と子どもの頃から思っていた。
が、結局、私が20代の頃からよく観てしまっている。特に、昨今の大相撲は目が離せなくなっている。
私が子どもの頃は、憎々しい北の湖と朴訥な輪島、角界のプリンスと呼ばれていた貴ノ花、一回目の仕切りからぶつかり合った麒麟児と富士櫻の時代だった。
その後、横綱だけで言えば、筋肉モリモリで切れ味鋭い千代の富士、なにかと問題児で前代未聞の優勝0回だった
現在の横綱の照ノ富士は、好きな力士だけど、優勝を8回していながらケガで度々休場しているし、現在は三場所連続休場中だ。
じゃあ、横綱に次ぐ地位の大関は…というと、平成時代から今日に至るまでやっとで勝ち越しをする不甲斐ない大関が珍しくなくなり、なんだか、大関の地位に上がるのが力士の勢いのピークみたいになってしまっている。
では、大関に次ぐ地位の関脇や小結、その下の平幕と呼ばれる前頭の力士は…というと、これが群雄割拠で毎場所、大変面白い取組が観られる。先程、記したように“大関の地位に上がるのが力士の勢いのピーク”になってしまっていて、しかも、(良い言い方をすれば)力が拮抗している(悪い言い方をすれば、絶対的な力を持つ力士が居ない、力を発揮する時期が一時期だけで毎場所継続できない)ので、毎場所、楽しめているというわけだ。
私が好きで応援している力士は、地位順でいうと、若元春(関脇)、朝乃山(前頭筆頭)、高安(前頭三)、豪の山(前頭四)、錦木(前頭四)、
上記の力士たちは、体格も、得意な取り口も様々ですが、立ち合いで変化しないで、正々堂々とぶつかってひたむきに相撲を取る力士たちです。
その中でも、特に、豪の山と翠富士と熱海富士がいいですね~。翠富士は、私が勝手に「ヒロアカ」と呼んでいます。あんなに小さい体なのに、大きな体の力士を相手に逃げずにぶつかり、そして、粘り強く戦っていく力士です。
暇は決して持て余していないけれど、子どもから観れば私も立派な爺さん、ですわね(^^;
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