Q8&A8(アルマ帝国)

質問:重臣の信仰心は?

質問:まず以下のセリフを見ていただきたい。


『神は認めても人は認めぬ。そんな事があってはならないのです』


 ネーゼ様をいさめられる立場にある為、上記のセリフを発した人物を重臣と仮定する。


 アルマ帝国の重臣は、アルマガルムへの信仰心が薄いのであろうか?

 それとも単なる獣人への差別なのか?


出典:もふもふと鋼鉄人形[改稿版二](エピソードタイトル:序 夢と現実)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887922929/episodes/1177354054887922934


     *


回答:まず前提を明らかにする。


 アルマ教団の主催神はカーン・アルマ神。

 アルマ・ガルム・クレドは“クレド様”と呼ばれ、大地の守護神として信仰されている。

 他にもいくつか信仰を集める神があるが、全て


 正義、豊穣、繁栄、癒しなど。

 軍事はクレド様。

 クレド様に限り、インターフェイスが現出している(=“銀狐のフェイス”)。

 ラメルなどの獣人の国ではクレド様は全知全能の神として信仰されている。

 帝都リゲルにもクレド神殿が建立されている。

 他の神に関しては、具体的な事はまだ未定である。


>『神は認めても人は認めぬ。そんな事があってはならないのです』

 上述の発言(の内容)は、現皇室におけるであり、

 カーン・アルマ神の教えでは、と説かれている。

 また、


 しかし、皇室の中では人と獣人との婚姻は避けるべきだとの意見が根強い。

 これは混血を嫌っているからだと言われている。

 皇帝が公爵家から娶ることが多いのもそういう理由だと思われる。

 以上の事から、神の教えに反しているのではなく反しているという発言。


 何処かでララ殿下が話したかもしれないだろうが、ネーゼ様が第一皇女でなければあるいは結婚が可能だったかもしれない(もちろん、重臣や親戚一同に大反対されるのも事実となるであろう)。


 。本人の自由意志こそ尊重すべきだという考えであるが、歴史ある皇室の慣習は思いのほか重かったという事である。


 あの発言は、後に聖導師から注意を受けたであろう。

 神に対する不遜な発言であることは間違い無い。


(回答者:マユ・アルマ・ルメール殿下)

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