どんな君も好きだよ
織山青沙
第1話 プロローグ
「ゆめ……お誕生日おめでとう!」
「幸哉ありがとう!」
クリスマス当日は夢乃の誕生日だ。
幸哉は、自宅で夢乃の誕生日を祝っていた。
彼女の名は
彼の名は
2人は来年の春で付き合い始めて3年になる。
2人は小学校からの同級生だ。
そして、中学2年生の春幸哉から告白をし、2人は付き合うことに。
高校も同じ学校へ入学し、2人はこれからもずっと一緒。
──そう信じていた。
だが、幸せは長くは続くことはなかった……。
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