故に

故

天鵞絨の銃弾は撓みを下し

葵の異彩を放ち 流転する未知

ゲリラの雫で刺され泪で惹かれる


多量のオーブは あおみどりしろ

天と地と生みの狂乱

閉じられる瞼

綴られる書 導きの解き

カルマはやがて帰依し


個々に仕舞う宵に

寂光が身を散らす

神々が個々に堕ちる

今宵、天は仰山

ときの雨を齎した

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る