「あけ」の「いき」
「あけ」の「いき」
彼方に添い甘く
やわこく 痛み冴え 満た去れて
いっぱいと感じる肺に
狂おしい愛に 驕る息は絶え絶え
伏したていで酔いた強情
天は瞬(めまじ)
逆上せる余韻に
まやかしに入る
薄らとくせもの
あゝ
定まらず霧のない夜
放浪する残夢
絶え間啼く祝(ゆわ)える
求め空いて 縁
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