堕ちるキミと昇るボク

堕ちるキミと昇るボク

あいシテルの段段に

あかくそまる閃光に

ふたりの姿はみえなくなぁる

みなもさざなぎ かがやいて

美風の紅葉 ほほえみの滴

はらりはらりと満ちて往く

山々は今日もにぎやかに

明かりを灯して和を囲む

優しいときは過ぎゆくとき

風を緒として幾旅も

何処へ孵るのまんまるの月は

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