#詩人の本懐 風化

#詩人の本懐 風化

風はくるりと全てを包んで

見えるものを決して往く

知(散)った華弁も 人の思いも

風化していく砂更(触ら)と

流れる川面に伝染る

匕との差が(ひとのさが)

石(いし)と腐葉土(不要時)に

時(解き)に乾干(欲)され濾(越)され

季節(奇説)に成るのでしょう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る