第29話「額縁」
窓辺に切り取られた日影に
若い君が外気に触れ微笑む
陽に雫を虹彩に透かし
日々の循環を移し取り
迷い無く碑に惹かれて往く
伸び過ぎる枝葉は
生きるために唯一
それだけが繋いで逝く生命
枝は手折られ飾られる
思い出故に輝いている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます