第20話 ソラ思フ
空を乞う
高く掴み取る虚空
天の底は深淵果て抜ける玄
浄空に堕ち地禍に侍る
宵は翳の誘い明は光を放ち
眩み喰らい黒
明星を希望と往くか
絶望と澱み沈み逝くか
歪む雫の所為と
眩む白き雪に惑わされる
思惟て想い巡らせ
ヒトは天に魅せられ
天を仰ぎ空に還る
心戦ぐ
唯一風に在りたいと
「綻ぶ」
自分の思いを侭に瞳に移し
二度と同じに成らない様を
時の流れを風と感じ見せて
揺らぎ歪み雫も真直ぐ落ち
宙は不変の愛をいただける
唯一の真実を心に映す天は
自身を移す鏡と為す「空」
極彩色至極四季士気昂る̪思
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます