「自分の気持ちに気付いたのは最近だけど。」

「珍しいなぁと思ってすぐ思ったんだよな(笑)

でも翼のことだから自分でわかってないんだろうなぁと思って言うのやめたんだよな(笑)」

「なんだよそれ(笑)」

「でもお前と一緒じゃないときは声かけにいこうとしてるやつけっこういたぞ？」

「まじか。でもどっちにしろ楓は俺のことなんとも思ってないからな。」

「お前がこんな苦戦してるのはじめてみるなー！(笑)」

「いや笑い事じゃねーって。

自分でもびっくりしてて、経験にないことすぎて、どうしていいかわかんねー。」

「んー、じゃあ、今！今お前が1番しなきゃと思うことは？」

「、、、、楓を迎えにいく。」

「もうか？」

「うん。なんとなく。行かなきゃいけないような気がする！！」

なんでかいま急に思った。

まだ楓が行ってからそんなに時間は経ってないような気がするけど、そう思った。

「じゃあ行ってこい！」

「おう！ありがとう！！」

もやもやしてたのが嘘みたいに、真っ先に楓のとこに行こうって思えた。

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