準備

人の集め方(スタッフ)

イベントを開催するために必要なのは、「場所・スタッフ・客」である。

ここでは、スタッフの集め方を紹介する。


まず、日曜数学会のスタッフがどう集まったかを紹介する。

日曜数学会の場合、まず私キグロとtsujimotter氏が知り合ったところから話が始まった。ニコニコ超会議2015で行った数学セッションの前夜祭にて私とtsujimotter氏が意気投合し、「飲み会のノリの数学イベントをやろう!」と盛り上がった。

その一ヶ月後に第1回日曜数学会を二人で開催した。

そこで「二人じゃ大変なので、スタッフ募集中です」と宣伝したところ、三人目のスタッフちば氏が手を挙げて下さった。

以降、日曜数学会はこの三人で運営している。


他の数学イベントや、ニコニコ学会βでも、おおよそ似たようなルートでスタッフを増やしているように見える。すなわち、以下の通りである。


―――――――――――――――――――

1.「自分のやりたいイベント」を明確にしておく。

2.その内容に意気投合した人と一緒に、イベントを開催する。

3.イベントの中でスタッフを募集する。

―――――――――――――――――――


ちなみに「関西日曜数学友の会」は、日曜数学会に集まったお客さんが意気投合して始めたものである。日曜数学会に参加して、「こういうの関西でもやりたいね」という話になって始まった。


もしあなたが「日曜数学会のようなイベントをやりたい」と思っているのなら、日曜数学会で一緒にやるスタッフを募ってもよいかもしれない。

日曜数学会に参加するのが難しいようであれば、動画を見せるだけでも良いだろう。


正直、スタッフを集めるのは、お客さんを集めるより難しいかもしれない。イベントに参加したい人はいても、イベントをやりたい人は多くないからだ。


注意しないといけないのは、スタッフ自身はイベントに参加できない点である。受付や司会などで神経を使うため、イベントを全力で楽しむことはできない。人が楽しんでいるのを見て喜べる人が、スタッフをすべきである。



【まとめ】

やりたいイベント内容を明確にし、共感する人を探してスタッフに巻き込む。一度イベントを開催すれば、そのイベント内でスタッフを募集できる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る