俺のヤンデレ彼女はすっぴんoff

野口マッハ剛(ごう)

見れたものじゃない(笑)

 俺は彼女の部屋に居る。今はくつろげている。

 となりにはすっぴんの彼女がマンガを読んでいる。

 平和だなぁ。俺はアクビが出る。

「ねぇ、メイクしてもいい?」

 彼女の顔を見て俺は悩んだ。

 なぜなら、今のすっぴんの彼女は正直に言って地味だからだ。だからといって、彼女はメイクをすれば人が変わるのだ。でも美人の方がいい。

「勝手にすれば?」俺はそう言った。

 早速、彼女はメイクを始める。

 あーあ、今日もDVにあってしまうのか。

 でも、ここだけの話、少し興奮してしまう俺が居る。

 彼女をじっと見つめる。手際のいいメイクであっという間に別人の美人になってしまった。そして、彼女は部屋の中から手始めにムチを取り出した。

「ブタヤロウ‼️ なに私の部屋に居るんだよ?」

「はい、すみません」興奮する俺。

 ビシイ‼️ ビシイ‼️

 ムチで打たれて俺はキャインキャインと犬のように鳴いた。

「そうか! ムチがお気に入りか?」

「はい、ブタヤロウですみません」興奮が収まらない俺。

 それから次に彼女は包丁を取り出した。

「切り刻んであげる☆」

「ひいいいいいいいいい‼️」俺の興奮は頂点に達した。


 そして、すっぴんに戻った彼女は俺に甘えん坊になっている。


 チッ、つまんねえな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

俺のヤンデレ彼女はすっぴんoff 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ