『作品名は、アナタが付けて下さい』
曼珠沙華
愛
【恋は下心、愛は真心】
上手い事いうなぁって感心した。
『私は、貴方に何か見返りを求めているんじゃない。ただただ貴方と一緒に居たい。貴方の傍に居たい。それだけ。私は貴方にしたい事をして、貴方が喜んでくれたらそれで満足なの。私の自己満足だねっ。』
そう言い放ってケラケラ笑う。
~してあげたから◯◯して。
~してあげたのにっ。
そんな発想が普通で、してもらったからじゃあ◯◯しよう。
僕もそう考えてた。
君は、そんな発想を簡単にひっくり返してしまった。
しかも、それが当たり前だと笑い飛ばして。
【無償の愛】ってまさにそれだよね。
誰でも、求めると思うんだ。
そして、返ってきた事で満足したり、自分がどれだけ愛されてるんだって、そこで確認する。
言葉では、気にしないでってそれは表面上の話しで、結局の所凄く求めてる。
そんな話しをしたら
『あ~、私が変わってるのかなぁ。私がしたい事を勝手にしてるんだから、それを喜んでくれたら満足だし、今こうして一緒に居てくれるだけで、私は嬉しいから見返りなんて必要ないだけなんだけど……。』
今度は自分がおかしいんじゃないかって、悩み始めたり。
世の中には、いろんな人が居るけど、君みたいな人が本当に居るなんて。
そんな人に愛されているなんて。
だから、僕は誓うよ。
誰よりも、何よりも、大切に幸せにします。
君の真心に、僕もありったけの真心で答えていきます。
愛してるよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます