第13話 更なる試練

アリスはまた、当てもなく森をさ迷い続けました。


何かを探し求めるために……。



「やぁ、アリス。やっぱり可愛らしいなぁ……」



消えたときのように姿を現すレイニー。



「見つかったかい? 『サガシモノ』は」


「……まだよ。あなたは知っているの? 」


「君の猫なら知っているけど、君の『サガシモノ』じゃない」



またも意味深な言葉遊びをするレイニー。



「……そうね、メアリーに会うことと……違うわね」



会うためには『鍵』を見つけることです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る