猫の森、人の森

猫目 青

225号に関するヒトモドリの記述 前編

 どうして『自分』がこんなものを書いたのか君は理解できないだろう。

 それもそうだ。君は私でもあるし、君たちの信奉する神イエネコでもある。

 そして君は、君でもある。

 222号。

 猫人である君に私は頼みたい。どうか、彼女ともう一度会わせてくれ。もう一度、私は彼女と太陽がみたい。

 絶滅しても、私たちは側にいたいんだ。絶滅しても、君たちの側にいたいんだ。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る