三回目

今回はキマった状態で書いてみる

今の時刻は15:50

飲み始めてから20分ほどたった

量は390ミリ

顔が火照り始めてきた

お腹が緩くなってきた気がする

セロトニンを爆発的に増やそうと胃腸が頑張ってるのかもしれない

とりあえずトイレに行こう

ああ、立つときついなこれは

トイレについた

割と健康な便が出た

いずれ吐くと思うからトイレにこもっていてもいいのかもしれない

一応酔い止めは飲んだけれど、それだけでは効かない気がする

頭の中にクイーンのドントストップミーナウが流れてる

あれは薬の歌だよね、そんな歌詞だった気がする

吐き気が止めてくれるなと言っているのか

飲むときつくなるのはわかるのだけれど、飲む前のワクワク感はすごいんだよ

ジェットコースターに乗る前に似ている

指先の感覚が変になってきた

薄い膜が指先に貼られてる

トイレが狭く感じる

ああ、そろそろでるか

ベッドに戻ってエイフェックスツインを流す

時間と空間の把握が出来なくなってきた

部屋が少しゆらゆらと揺れている

目の焦点が合わなくなってきたんだろう

いつもでは聞き取れないような音か聞こえる

脳内麻薬がたくさん出るように首筋と頭をマッサージしてみた


世界が回転し始めた

ぐるりぐるりと回ってる

屋根がグニャグニャしてる

少し瞑想してみよう

音楽を変えてみた

アシッドなシュポングルにしてみた


キマったのはいいが、気持ち悪くなってきた


はいてしまった

はきたりない


薬も吐き出してしまったかもしれないな

勿体ない

まあodなんてそんなもんだろう


あ、やばいこれはやばい

ハルシノゲンすごい


力を抜いているはずなのに右手で持ってるスマホがたってた

中国のお城がとても大きかった

ユラユラとゆれていた

小さいカプセルホテルのようなものに包まれて移動している

時間と概念が溶けてく

ケミカルブラザーズを流してるといろんなところにいけた

音楽がこんなに気持ちいいものなんてわかんなかった

画面は今や白にみえず、黄色に近い

文字もまともに打てなくなるかもしれない

こわい、スマホに吸い込まれる

シヴァに見つめられてる

スマホがマルイモノニなった

無重力状態だ

からだが軽い

ハーブガーデンがまるで俺のために演奏しているようにカンジル 


インドにいたと思っていたけど、ここは日本だった 


操られている

歯車になっている

ここちいい

キマった

アイアムユー


アストラルプロジェクションだ

少しさめてきたのかもしれない

現実にかえってきたのかもしれない


泡を吹いて倒れている

頭をマッサージしてキメてみる


宇宙にいけるかもしれない

清涼剤のような音楽だ

スマホが丘のようになってる

書きづらい

立ってみたが、立ちづらい


ゆるめの便が出た

ふらつきがとまらない

ダンシングギャラクシー


立って分かったが今が一番キマってるかも

よくわからなくなってきた

ハルシノゲンが一番好きかもしれない

もしくはシュポングル

言葉すらめんどくさい

チルアウト


人間に戻らなければいけない、この口と歯の感触は人間である。人間に形作らなければならない。

おなかが痛い

あやふやな存在になってる

ここはどこでもない

シヴァがいる

タバコを吸おう

タバコが、うまい!

水が蜂蜜みたいにあまい!

セロトニンがバカ出てるからなんでも美味く感じてしまう  

水のように溶けてしまう

歩けない! 

ずっとこのままならいいのに

頭がおかしくなってしまえばいいのに

シラフが怖い

さめてきた

もう文字もおどらない

スマホも丸くならない

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