いつもこころの片隅には
いつもこころの片隅には葬儀
それはやめない
途切れない
死人は毎日生まれるから
いつもこころの片隅には葬儀
それがわたしの暗さでありわたしの不幸の源であっても
絶対にやめない
影を見捨てる理由にはならないから
いつもこころの片隅には葬儀
誇りもしないし隠しもしない
喪服で晴天を
恥ずべきこととは思わないから
いつもこころの片隅には葬儀
いつも担い手が不在の
いつもこころの片隅には
いつになく暗い
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