褪せた日々

 この夜のため息に名前はない

 無限の螺旋が

 褪せた日々として目前に見える

 その呆然たる無為

 表せない

 どれほど自分に希望がないのか

 自分で自分の首を絞めるように

 滑稽な仕草で歩いている

 ため息を止めるために

 力を強めて

 螺旋の崩れる

 その瞬間を夢みて

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